先日のブログタイトル【コロナ禍の大阪ですぐに現金融資が受けられます！(質屋編)】で紹介しました『質預かりのメリット』のなかで、「まとまったお金が入るまで、月々の返済は利息のみでOK」という文言がありましたが、それについて今回は詳しく説明したいと思います。
「月々の返済は利息のみでOK」は質屋のメリット
「まとまったお金が入るまで、月々の返済は利息のみでOK」とありますが皆さんあまりピンとは来ていないのではないでしょうか？
ここで“月々の返済は利息のみでOK”というところに着目していただきたいと思います。
これがなぜメリットなのかと言うと、融資には銀行やカードローンなど様々な種類がありますが、返済に関しては基本的に月々決まった額(元金と利息)を返済する必要があります。
この元金と利息を返済するというのは、現金がなく困っている方にとってとても負担になります。
お金がないから借りているのに、返済に追われては元も子もありません。
しかし質預かりは“月々の返済は利息のみでOK”というように、元金を分割で返済する必要はないため月々の返済額は少なくて済み、負担が減るという事です。これは他の融資にはない、質屋ならではのメリットです。
もちろん担保を受け取りたい場合はいずれ元金も返済することになります。そのため“まとまったお金が入るまで”がポイントになってくるわけです。
その“まとまったお金が入るまで”は利息だけを支払い続けることで、流質(質流れ)期限はその分延長できます。※1
月々は少ない金額で、余裕のある時に一気に返済できるのがその他の融資とは異なる部分です。※2
さらに返済できない場合は、担保をそのまま流質(質流れ)させれば元金や利息を返済する必要はありません。
お分かりいただけましたか？
このように「今は手元に現金はないがすぐに必要な方で、後にまとまったお金が入る予定がある方」にとって質預かりは最良の選択となります。
(※1)
基本的に返済期限は3ヵ月となっておりますが、もし元金の返済が出来なくても利息を支払えば、支払った期間分の延長も可能です。
例えば1ヵ月分の利息を支払えば、返済期限が1ヵ月延長される。3ヵ月分の利息を支払えば、返済期限が3ヵ月延長される。
(※2)
もちろんその他の融資のように毎月少しずつ元金の返済と利息の支払いも可能です。お客様によって返済方法は自由なのです。
建設業の会社を経営している社長Aさんの場合
中堅の建設会社を営んでいる社長Aさんはアパート建設を受注したが、下請けに支払う費用の一部が支払期日までに用意できずに困っています。
そこで銀行などで融資を受けようとするも、書類の準備に手間がかかり審査にも時間がかかるので面倒。
「売掛金がすぐにまとまって入る予定なのもあって、あまり面倒なことはしたくない…」
何かいい方法はないかと考えるAさん。
そこでAさんは以前利用したことがある質屋の質預かりを思い出す。
「利息さえ支払えばまとまったお金が入るまで凌(しの)げる！」
そう思ったAさんは自身が所有するロレックスのデイトナや喜平のネックレスを担保として融資を受け、費用の一部を補填することに。
＜下記に続く＞
店舗で行われる実際のやり取りの様子
Aさんご来店…
店員：いらっしゃいませ。
Aさん：来月までに300万必要やねん。ロレックスのデイトナと喜平のネックレスでどうにかならんやろか？
店員：デイトナと喜平ですね～少々お待ちください。
数分後、査定が終わり…
店員：わかりました。300万円ご融資いたします。
Aさん：ほんま助かるわ～。必ず再来月には元金と利息支払うから！
店員：こちらこそありがとうございます。
その後、返済期限や利息の説明をして、その場でご融資。
3ヵ月後、Aさんご来店…
店員：いらっしゃいませ。
Aさん：ちょっと今月までに用意できひんかったから来月まで返済期限延ばしてもらえる？
店員：では1ヵ月分の利息だけお支払いください。それで来月まで延長させていただきます。
Aさん：1ヵ月分の利息だけでええの？そら助かるわ！
店員：3ヵ月分でしたら3ヵ月延長できますよ。
Aさん：今あんまり現金ないし、来月には必ずお金が入るからとりあえず1ヵ月分だけにしとくわ。
店員：もちろん結構ですよ。では1ヵ月分で6万円になります。※3
Aさんは1ヵ月分の利息を支払ってご帰宅。
(※3)
マルヨでは100万円以上のご融資の場合、1ヵ月2％の利息を頂いております。
利息の計算：300万円(融資額) × 0.02(金利2％) × 1(ヵ月分) ＝ 6万円(利息)
1ヵ月後、Aさんご来店…
店員：いらっしゃいませ。
Aさん：やっとまとまったお金が入ったから全額返済するわ！
店員：かしこまりました。元金と残りの利息3ヵ月分で318万円となります。
Aさん：ほなこれで！
店員：ありがとうございます。こちらが預かっていたデイトナと喜平になります。
Aさん：今回はほんま助かったわ！ありがとう！
店員：こちらこそありがとうございます。またご入用があればご相談ください。
以上のようにいたって簡単なやり取りで査定や融資は行われます。
思っていたよりカジュアルな感じではないでしょうか？
融資というのは堅苦しいイメージがありますが、質屋の場合は、ある意味接客業。
店への入りにくさはありますが、入ってしまえば人間味のある接客でいつの間にか緊張もほぐれます。
今回はAさんのように事業資金が必要で融資を受けた例を挙げましたが、急な入院やお祝い事でお金が必要になったなど、理由は様々。
質屋は忘れられた存在ながら、他の融資にはないポテンシャルを持った唯一無二の存在です。
皆さんもAさんのように質屋を“賢く”利用しましょう。
【番外編】質預かりのトリッキーなところ！
上記の会話を読んで、「あれっ？」っと気づいた方はとても勘のいい方です！
それは会話のこの部分です ➡【店員：では1ヵ月分の利息だけお支払いください。それで来月まで延長させていただきます。】
月々利息の支払いがあるんじゃないの？と疑問を持った方はさすがですね～
そう！ここが質預かりのトリッキーなところ！
頭を柔らかくして下記を読んでみてくださいね～
ここまでの話では、“月々の返済は利息のみでOK”とありますが、実は最初の3ヵ月(流質期限まで)は毎月利息を支払う必要はなく、3ヵ月間の間に1ヵ月分の利息だけでも支払えば延長可能になります。もちろん元金の分割払いもなしでOK。
その後(最初の3ヵ月を終えてから)は、“月々の返済は利息のみでOK”というように1ヵ月毎に最低1ヵ月分の利息を支払わなければならない。という事です。
まあしかしこういうややこしいシステムのせいで、お客様に「騙されてるんちゃうか…」とか思われてしまうのも無理はないですよね。
新入社員も最初は理解するのに頭がパニックです(笑)
しかし今は質屋も斜陽産業の1つ。騙して儲けるなど、そんなことをやっているところは淘汰される時代です。
もちろんマルヨではお客様にとって一番いい(安くすむ)方法をお伝えしますので、分からない方でも安心してご利用ください。
ご不明な点がございましたら、下記までお問い合わせください。
フリーダイヤル：0120157804
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