明鏡止水の輝きバイザヤードペンダント

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宝石とインドは切っても切れん仲。なんせダイアモンドが最初に発見されたのが紀元前五百年ころのインドいう事で、それから二千年の間、十八世紀にブラジルで新たなダイアモンド鉱床が発見されるまで、唯一のダイアモンド産出国として世界に君臨してたんやさかいね。

それだけやない、インドで採れる宝石いうのはルビー、サファイア、エメラルド、ガーネット、トパーズ、ジルコン、etc. ありとあらゆる宝石が採れる、しゃれや無うて文字通りの宝石の宝庫。わたくしが宝石屋の新入社員時代、お客さんに宝石の産地を聞かれて分らんかったらとりあえずインド言うとけ、と先輩に教えてもらったほどですんや。

そういうわけで、インドの宝石産業は歴史も深けりゃ規模もデカイ。せやから今でもインド人の宝石商は世界中に散らばっていて、地球を股にかけて活躍しております。

日本でも東京では御徒町、大阪では南船場、景気のエエ時なんぞ、もうここはムンバイか思うくらいインド人だらけやったからねー。

ほんで、またこいつら日本語が達者なんよ。南船場に居とる奴のなかにはワシよか流暢な大阪弁使いよる輩がおるからカナンわ。

「まいど、どない?えっ?うっとこ?聞くだけ野暮やわ兄ちゃん。さっぱりワヤや、いやほんま、マジで、ウソ言うかいなー」、こんな藤山寛美が発しそうな泥臭いセリフが、あんな彫りの深い、イカツイ顔から出たらビビるっちゅーねん、いやマジで。

ほんでまた、このインド人いうのは頭が良えんよね。なんせ九九の計算でも日本やったら9x9で仕舞やけど普通で19x19、最高99x99まであるらしいやん。オッチャンらこの歳になったら九九ですら満足に出てこやんようになっとるさかいね。

知ってるインドの宝石商のオッチャンの息子も高校までは日本で教育受けて、大学はアメリカのイェール大学行った言うとったなー。そういやアメリカのシリコンバレーやNASAでも多くのインド人が活躍してるらしですやん。

まあ、インド人のなかにもそりゃワシみたいなアホもよけおるやろうけど、賢いやつはずばぬけとる。なんせ二千五百年前の「天上天下唯我独尊」と生まれたとたんに宣ったと云う仏陀に始まり、もうインドは聖者、賢者の一大産出地。まあ、こちらも玉石混交で、サイババなんて言う胡散臭いマジシャンもどきもおりますから油断なりませんが。

さて、インドの聖者で近年で最も有名なのがラマナ・マハルシいう人と、またこの人と双璧をなすと言われるニサルガダッタ・マハラージ。どちらも二十世紀中期に活躍した聖者で全世界から彼らの有り難い教えを授かりに、多くの人がインドへ押しかけたいうから物凄い。

こういう偉い先生はあちらではグルと言う風に呼ばれますんやけど、これの形だけをパクったんが、かの悪名高いオウム真理教。麻原のオッサン空中浮遊や言うて、座ってジャンプしとったって、元腹心の上祐宣伝部長に最近バラされとったけど、本物のグルは空中浮遊もしなければ、水中に潜って息止めるみたいな事もなさいません。

それでは彼らは何をするかというと、サットサンと呼ばれる集会で説教を垂れるわけやね。サットサンとはサンスクリット語で「真理を探究する仲間」という意味で、言葉通り、悟りを開いたグルを囲み、有り難い教えを授かるわけですわ。

この悟りを開いたと言われるインドの賢者の教えとは、ヒンドゥー教の哲学、不二一元論、アドヴァイタ・ヴェーダンターと呼ばれる非常に奥深いもので、ここで私が簡単に解説できるようなもんやない。つか、よう知らんし。

ただ、便利なもんで最近はYouTubeでこのラマナ・マハルシの弟子のパパジという人や孫弟子にあたるムージという人の実際のサットサンの模様を映像として見ることができますねん。

まず、この人達のサットサンの映像を見て驚かされるのは、こういったグルなどがいかにも口にしそうな高邁な思想や難しい教義など一切語らないんです。また、宗教にありがちな神話などを用いた勧善懲悪、信賞必罰、地獄極楽の説教等も一切おまへん。

では彼らは一体何を語るのかと言えば、ただ一つ。「考えるな!」という事のみ。

そもそも人間というものは、自分の思考が造り出した幻想の世界に住む住人であり、そこで自分が勝手に信じ込んでいる、あるいは信じ込まされている道徳や規範、宗教、あるいは幸、不幸の基準に縛られて生きているわけであって、そういった「思考の檻」から抜け出すことが人としての本当の自由を獲得できる道なんよ、と説いてはりますねん。

実際のムージのサットサンでよく語られる “An invitation to freedom” という誘導瞑想は、一切のすべての事柄を頭から追い出しなさい、「私」という想いすら捨て去りなさい、空っぽでいなさいと言うもの。

そういえば、日本の禅仏教かて無念無想いうてますな。小池龍之介いう坊さんが「考えない練習」言う本出してはりまんねけど、実はこの考えないことは、練習の積み重ねを要するにほどに難しいことなんです。

よく、お前は何にも考えてないと小さい時分から叱られてきたわけですねけど、実際自らを振り返ってみるに、何も考えてないわけやなくて、肝心なことは考えずとも、全然関係ない別の事を考えているわけなんですな、例えアホであっても。

数字におけるゼロという概念は、なんでもインド人が発見したものやそうですが、そこにはこの不一二元論の影響があるんやおまへんかな、知らんけど。

心に思考の無い状態をこういった教えの中では。一点の曇りもない青空に例えられますんやけど、そうした一切の喜怒哀楽の思考、感情を乗り越えた境地に達した人を悟りを開いた人と呼ぶわけです。

まあ、言うてもそんなん凡夫、凡人にはなかなか達することの叶わん境地やけど、その代わり、一点の曇りもないダイアモンドなら、ほらすぐ手の届くところにありますやん。

という事で、さてお立合い、当店が自信をもってオススメいたしますティファニーバイザヤードペンダントにセットされておりますダイアモンドは、どれもがどれも、すべてがすべて、一切合切、飛び切りの最高のダイアモンド!

その輝きはあたかも悟りを開いた賢者の心のように一点の曇りも無く澄み渡り、聖なる輝きを放っておるのでございます。

賢者の悟りを手に入れることは、すでに俗世に首までどっぷりとつかり、業と欲にまみれたる皆様には最早到達不可能の境地と諦めて頂くよりほかございませんが、この悟りを開いた青空のように、晴れやか朗らか明鏡止水の心のごときダイアモンドが留まりたるネックレスを入手することは、いともたやすき事。

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