モードなあなたにオススメ真珠の首飾り

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an・anという雑誌は今もあるのでしょうか?

わたくしの若かりし頃にはこの雑誌と、もうひとつnon‐no という、いわゆるファッション雑誌が若い女性の間で非常に人気がございまして、これらの読者層を指して、そのライフスタイルもひっくるめてアンノン族などという言葉で呼ばれたりしたものです。

わたくし当時は男の子であったので、って現在も男の老いぼれ、所謂ジイさんですが、そんな女子供の読むような雑誌には目もくれず、ひねくれ者サブカルオタクの愛読書、ビックリハウスや宝島ばかりを熟読していたわけでございます。が、しかし偶然、仕事の休憩時間に喫茶店で何気なく手に取ったアンアンを見てガーン!と雷に打たれたような衝撃をうけたのであります。

そこには得も言われぬ美しい女性がモードなワンピースに身を包み、アンニュイな表情を浮かべ写っているではございませんか!不詳わたくし一瞬にして、<惚れてまうやろー!チャンカワイ>となってしまったのは言うまでもございません。ってその頃はまだこのチャンカワイギャグは生まれてなかったわけですけど、といって今では少し古びた感じは否めませんが、念のため。

当時人気のポップアーティストで、加藤和彦氏などの有名ミュージシャンのアルバムジャケットなどを手掛けていた金子國義画伯の絵から抜け出したような、その愁いを含んだ謎めいた表情、日本人離れした、否、現実離れしたその何とも言えぬ美貌に若かりしわたくしはもう一瞬にして金縛り。虜になってしまったのでございます。

さてその美女というのは誰あろう、当時の人気モデル甲田益也子さんなのでございます。

さあ、それからというもの、すっかり彼女の魅力に取りつかれたわたくし、彼女の麗しいお姿が掲載される雑誌アンアンをしばしばこっそり購入するようになったのでございます。

こっそりと申しましたが、女性向けファッション雑誌を若い男が購入するのは想像以上に気恥ずかしいもので、まだエロ雑誌を購入する方がよっぽどまし。したがいまして屈折した心根のわたくしは、愚かにもエロ雑誌の下にこっそりアンアンを忍ばしてこそこそと購入したりしたものでございます。

当時、わたくしすでに宝石店の従業員として、すでに社会人していたわけでございますが、同僚女子社員のひとりがわたくしの熱い甲田熱を知ると、まさに飛んで火にいる夏の虫とばかり、甲田益也子さんそっくりの、その人の友人を紹介してくれるというではございませんか。

マ、マジっすか?と食い気味に尋ねる私にその同僚曰く、

「うん、ほんま本人かと思う程そっくりやねん。甲田さん体調不良の時はモデルの代役が務まるんか思うくらいやし、身長も確か170センチくらいで甲田さんといっしょくらいなんちゃう?」

と、長身女子好きの私がさらにのぼせ上がる嬉しいことを言ってくれるではないですか?

もちろん当時は、お付き合い願う彼女すらおらぬ寂しい独り身の私、まさに猫にマタタビ、アル中にワンカップ、こんなありがたい話に飛びつかぬわけはございません。

「頼むわー!あんじょうたのんます!恩に着ます!拝みます!」

さて紹介当日、待ち合わせの場所に現れたのはまさに甲田さんご本人かと思うほどの目を見張るような美女、という前夜の正夢を裏切って現れたのは、映画「帝都物語」で妖術を操る怪人、加藤保憲を演じた怪優、嶋田久作さんそっくりの女性。長身がさらにそれに油を注いどるがな。

「ちょっとまってーな!話が違うがなー」と口には出さねど、もろに表情に表し、同席してた紹介者の同僚女性をにらみつけるも、その人まったく悪びれるそぶりも見せず、

「なっ、そっくりやろ!」と言うから、さらにおったまげ!(こいつにはホンマにそう見えんねや!どんな目ぇしとんねん?アホンダラ!)

 

閑話休題:そもそも大体女性同士には暗黙の了解があるのか、友人知人の女性の外見についてけっして悪く言うことがございません。お目にかかったことのない第三者の女性の美醜を、その人物を知る女性に聞くと、必ずカワイイとかキレイなんて嘘をつきます。虚言を弄します。それが為、女性からの彼女紹介はくれぐれも注意してかからねばなりません。わたくしの乏しい経験においても、可愛いと聞かされ、紹介された女性で、正にそのとおりであったためしは一度たりともございません。もう悪意すら感じるくらい。その点やはり同姓である男性の評価は的を得て大きな狂いはございません。男性の方は彼女を紹介してもらうならくれぐれも同姓からのオススメに従うようにいたしましょう。

 

さて、甲田益也子ならぬ嶋田久作を紹介され一瞬は困惑したものの、そこはそれ、西村賢太氏同様、何事も現実主義、プラクティカルを行動指標といたしますわたくし。いつまでも叶わぬ夢を見ていてもしょうがありません。絵に描いた餅をいつまでも指をくわえて眺めているより、目の前にある金平糖一粒。言ってみりゃ、こちらとて草刈正雄や阿部寛などとは程遠いひょうろくだま。毒食らわば皿までと、腹をくくって仲介役の同僚を介してお付き合いを申し込みます。

するとどうでしょう、「いまいちピンとこない」などという曖昧模糊とした理由により先方からお断りのお返事。

まあ今となれば数々ある若かりし頃の苦々しい思い出の一つですが。

さて、そんなことより、わたくしの若かりし頃、女神とまで崇め憧れた甲田益也子さんが纏うようなモードな装いにピッタリなのがこちらのパールネックレス。

パールネックレスというと、どうしても冠婚葬祭用の真珠の珠のみで組んだ連のタイプがイメージとして強いのでございますが、こちらのこの様にピンクゴールドのミラーボールを間に挟んだ鎖との組み合わせのタイプになりますと、もうめっきりとモードな感じ、お洒落感が一気に高まります。

しかもこちら109cmのロング丈のネックレスでありながら、その造りがご覧の様に華奢で軽快な感じでございますれば、今の様な夏場であっても軽やかなワンピースに一重、あるいは二重巻きなどで合わせて頂きましても、清涼感こそ一層アップすれど、けっして重苦しい感じにはなりません。もちろん秋冬もあなた様のお洋服のコーディネートの強い味方になってくれることは請け合い。

この優れもののジュエリーの力を借りれば、たとえ怪人加藤保憲演じる嶋田久作似の女性であっても、見事立派に美女、甲田益也子さんに化けおおすことが出来ることでございましょう。って、ちょっと無理か?

 

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