貴女を強く印象付けるピアスの輝き

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人生も黄昏時に差し掛かってまいりますと、不思議と幼い時の記憶の断片が、古池に湧き上がってまいりますあぶくのように、ふと浮かんでまいります。

それは明方の夢の中であったり、はたまた通勤途中の電車の中の白日夢であったりと場面は様々なのですが、その時の状況とは何の脈絡もなく唐突に脳裏に去来するのでございます。

 

つい先日も帰りの電車の車窓から、暮れなずむ空に広がる茜色に染まった雲を何気なく眺めておりますと、急に昔見たクルマについていた三角窓の記憶が不意に浮かび上がってまいったのでございます。

あれはまだ、私が幼稚園に行くか行かぬ頃。早世した父の勤めていた会社の社宅に住んでいた時の頃でしょうか。

当時はまだ道路の舗装も普及しておらず、住宅街と言えども砂利を敷いたような道だったように思います。

その未舗装の砂利道に停車していた車は、きっと当時の事ですから、初代のトヨペットクラウンかなにかで、今から思えば光岡自動車が作ってるような如何にもクラッシックカーという趣の車だったに相違ありません。

当時はまだ自家用車というものは一般家庭には馴染みがなく、きっとそれはタクシーか社用の車かだったのでございましょう。

幼児の背丈からすると、きっと今眺める大型トラックほどの重量感、迫力で当時の私の眼には映ったことでございましょうが、それよりも、というかその車全体を強く幼い私の脳裏に印象付けたのが、三角窓の輝きだったのでございます。

 

自動車の三角窓などと申しましても、今の方にはまったく馴染みのないもので、何のことやらと当惑されている方がほとんどだと思うのですが、これは車内の換気や、エアコンの無い時代、自動車の走行に伴う送風による冷房の為に設けられた工夫。大抵はフロントドアのウィンドウの前方部分に装備され、縦軸方向の可動により人力にて開閉する仕組みになっていたのです。今でも、たまに街で見かける古いタイプのフォルクスワーゲンビートルにこの装備を見る事ができます。

 

その時は車の中にきっと運転手か誰かが乗っていて停車していたのでしょう。三角窓が開けられており、その開いた角度がちょうど太陽光線を反射して、まるで三角形のライトの様に明るい光を放射していたのです。

さて、その反射した日光が朝日か、夕陽か、昼間のものか、あるいは母や祖母が一緒にいて、その光について問いかけをしたかどうか、また車の車体の色がどうだとかいう事はもう半世紀以上も昔の出来事なのでまったく記憶の埒外でありますが、その鮮烈な輝きにたいする驚きが車の印象と共に幼い私の脳裏にしっかり残り、鮮やかな記憶として刻み込まれたのでございましょう。

 

一瞬の煌めきが人間の記憶に与える効果を期せずして体験した幼子の私でございますが、この作用、仕組みこそが、文字どおり光り物と言われる、宝石、宝飾品がファッション、服飾、美容の分野で果たす重要な役割となっているのでございます。

 

ファッションにおけるジュエリーの重要性は今更申すまでもございませんが、実際いかに高名なデザイナーのワードローブで着飾ろうとも、最後の仕上げともいえるジュエリー、アクセサリーといった装飾品の存在無くしてその完成を見る事は出来ません。料理の盛り付けではありませんが、最後の仕上げは光のアクセントでフレーバーを効かすわけでございます。

さらに、もはやファッションの一部とも言える美容の観点からも、ジュエリーの応用、特に美顔においてのイヤリング、ピアスの存在はメイク術と切っても切り離せぬ関係性が有るようにうかがっております。

数あるコスメティックの中にはハイライトといって、肌に塗布して顔色をよりよく見せる顔料があるそうでございますが、実際派手やかなお色の耳飾り、首飾りをお着け頂きますと、これと同様の効果をそのお顔の表情にもたらすことができると言われております。

さらには、また小さくとも輝き鋭いダイアモンドのピアスなどをお着け頂きますれば、幼き日のわたくしが自動車の三角窓から得たと同様のインプレッションを見る人に与えることが可能となります。すなわち、閃光のような一条のダイアモンドの輝きが、あなたの印象を強く見る人の心に焼き付ける事となるのです。

実際、無邪気な童子が長じ、むさくるしい青年へと成長を遂げた私は、今度はこの耳朶からの閃光のせいで多くの女性の印象を心に強く焼き付けられる羽目とあいなり、叶わぬ片想いの苦い記憶とともに、今でも明方の夢から涙ながらに目覚めるのでございます。

 

さて、あなた様もこちらにお示しいたしました、ちょっと珍しい角ダイアのピアスの透明な輝きでもって、世の男どもの心に、消すに消せない鮮烈な印象を焼き付ける罪作りな女になってみてはいかがでございましょうか?

 

こちらのダイアモンドピアスは、買い取ったりした商品から外してパーツとしてストックしているダイアモンドの中から厳選して拵えた、当店のオリジナル商品でございます。

こういった四角い形状のダイアモンドは、大きい色石のリングの脇石として良く見かけるタイプで、ステップカットあるいはバッケットカットと呼ばれる長方形にカットされたダイヤモンドでございます。こういった形状のダイアモンドはラウンドブリリアントとはまた趣が異なり、キラキラした煌めく光ではなく、透明で、まるで鏡からの反射光のようなストレートで純粋の光の反射を見る人に届けます。

こういったステップカットのダイアモンド、カット面がラウンドに比べて少ない分、ごまかしが利きませんのでキズや色味はすぐ目に付きます。しかしこちらのペア、よほど良い中石のお供だったのでございましょう、クリーンで無色透明。非の打ち所がございません。

 

この非の打ち所の無い透明純粋無垢の輝きこそが、あなた様の非の打ち所を見事消去せしめ、あたかも地上に降り立った女神の如き印象を、健全な青少年から脂ぎったオヤジまで、全ての男性の脳裏に深く刻み込まずにはおかないのでございます。

 

掲載ページはこちら → https://item.rakuten.co.jp/douxperenoel/01003179/

 

 

 

 

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