実感!ダイヤモンドに目が眩むチャーのリング

 

パヴェセッティングと言いますのは、ご存知の方も多いかと存じますが、ダイアモンド等の小さいサイズの宝石を、フランス語で言うところのパヴェ、即ち石畳の様に並べて指輪やペンダントといった宝飾品の台座に石留していく技法で、様々なブランド、メーカーが製品製造に用いております。

しかし、これらの出来栄えの良し悪しは本当、ピンからキリ。悪いのになりますと曇りガラスのカケラのような不揃いのダイアを一応爪らしき形状の枠部分に、あろうことか接着剤で張り付けてあるだけというお粗末なものがございます。そこまでひどいのは論外と致しましても、商品のグレードは枠の造りとダイアの質、そして石留の正確さによって決まってまいります。

石畳とは言え不揃いの石ででこぼこ、歩けばけつまづきそうな田舎道。あるいは古寺の苔むした石畳と言った風情のB級品なら質流れの宝石にもよく見かけます。しかしこれからご紹介いたしますのは全く真逆のピンの方、即ち超一級品のパヴェリングでございます。こんなのは質屋のお預かり品どころか、世間一般の市場においても滅多お目にかかる事の無い、幻のチョモランマ、マチュピチュの如きもの。 意味不明。

さて、その商品の正体とは国産ブランドの雄「チャー」がマニアックにも贅を凝らして作り上げたパヴェセッティングダイヤモンドリングなのです。

この指輪の石留をパヴェ、即ち石畳で例えて申しますと、地面に石ころの代わりに強烈な光を放つライトを規則正しく埋め込んで、一斉に点灯してるかのごとしなのであります。

このようなライティングともなると一流ファッションデザイナーのファッションショーにおけるキャットウォークの照明すら足元にも及びません。なぜならこのような強烈な光を足物から直に浴びせられると、もう対象物は光に飲み込まれ、それを満足に鑑賞する事は叶いません。さらに、そのような下からの光の逆シャワーにさらされたモデルさんは強烈な光でその刹那視力が奪われ歩く事すらままならないでありましょう。いや、失明の恐れすらございます。

なーんて申しますと、古くからの諺、宝石商見てきたような嘘を言い、という言い伝え通りやんけ、ええ加減な口から出まかせ吹聴さらしくさって、とお叱りを被りそうなので、一言おことわりを。

いえなに、旦那何も言葉通りを鵜呑みになすっちゃいけませんやね、どうせしがない香具師の口上、多少の針小棒大という事もお含み頂いたうえで、そこはそれ大人の対応、大人の風格、酸いも甘いもかみ分けて頂いてお楽しみ頂きますれば、はい、まことに左様で、はい恐れ入ります。はい、ご指摘の通り、ダイヤモンドは電球、ランプの類とは異なり、自ら発光する事はございません。あくまでその環境下にある光を反射し輝いているにすぎません。上記の如き記述は過剰広告の誹りをば免れますまい。しかし敢えて私はここで声を大にして申し上げたい。「だってそう見えるんだもん!」

 

よく、一般の方はダイヤが光ってるとか、宝石が光って入るなんて事をおっしゃいますが、プロの業者はそうは申しません。では、どういうかと言うと「照ってる」「照りがある」なんて事を良く申します。これは光の照り返しというニュアンスが含まれているからだと思われるのですが。この商品に関してはジュエラー歴四十年のわたくしをして「光っている!」と年端もいかぬ童子のように思わずつぶやいてしまうような輝きなのでございます。

では、なぜそう見えるのか?それは簡単。すべてのダイアモンドが最強のツワモノ揃いだからに他なりません。例えて言うなら1番から9番までが全員大谷選手みたいな野球チームみたいなものであります。野球選手の素質が打つ、投げる、走るの3点に集約されるようにダイアモンドの良し悪しはご存知、カラー、クラリティ―、カットで決まります。これがすべて最高の基準で統一されているわけなのですね。もちろん全員大谷選手のチームがありえないように、全石最高品質のパヴェリングも普通はありえないのですけど、チャーさんやらかしちゃったんです。もう呆れるばかり。オタクな造り手、ダイアばか一代!と言わざるを得ません。

しかも良―くご覧くださいな、石のサイズも指輪の中心に向かって大きくなっていくグラデーションの造りでダイアのサイズも均一じゃないのです。普通一般的なパヴェリングは材料が揃えやすいという事で均一のサイズのダイアで拵える事が多いのですが、こちらはデザイン優先、見た目優先。しかも品質には一切の妥協がない。もう病気やね。

 

さてそれでは、こちらをお求め頂いたあなた様はどうなるかというと、この化け物のような指輪の光があなたのオーラと同化して、行く先々で人々の驚嘆の眼差しが、羨望の眼差し、憧憬の眼差しがあなたに熱く降り注がれることでございましょう。また、奥ゆかしくて、そういうのが苦手な方は、独り夜ごとこっそり宝石箱の上蓋を開き、遠くユーラシア大陸奥地に莫として広がるゴビ砂漠で、深夜仰ぎ見る満天の星空から降り注ぐ針の様な光のビームを驚嘆の心持ちで飽くことなく眺むる快楽を、お部屋の片隅で、月の砂漠に赴くまでもなく存分に独り占めできるのでございます。

 

話半分で聞いとくんなさいよ、旦那!

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