常夏の島タヒチからの贈り物

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さて、今回のご紹介はこちら、タヒチパールを18金とダイアモンドを贅沢に使ったゴージャスな枠にセットした素敵なピアスでございます。

 

まず、ご注目頂きたいのがこの黒い真珠。これは冒頭でも申しましたとおり、タヒチパールと申しまして、かの南海の楽園、南半球にある、フランス人画家ゴーギャンが愛した常夏の島、タヒチ島で採れる真珠なのでございます。

 

そのパールが採れます貝の種類、黒蝶貝にちなんで黒蝶真珠とも呼ばれることもある、黒色の真珠なんですね。

ただ、黒色と言いましても、真っ黒な炭のような黒一色で、ツヤのないのはダメなんです。

 

どういうのが良いかと言うと、黒の地色、つまりベースの色ですね、その上にオーバートーンと言って、上に被さるように、例えて申しますと、絵の具の重ね塗りの様にグリーンの色が重なって見え、そして更には、その上になお、赤いオーバートーンが被さってくるとなおの事良いとされてるんですが、どうですこちら、写真じゃなかなかお分かりいただけないかもしれませんが、そのようになっていませんか?

 

こういう色目を専門家の間では、ピーコックカラーとよばれているのです。ピーコックと言うのはご承知のように孔雀の事。

このオーバートーン豊富なカラフルな黒い真珠が、孔雀の羽を彷彿とさせるところから、そう名付けられたそうです。

 

じゃ凄い真珠じゃない!と驚くのはまだ早い。ちゃんと欠点をお伝えしとかないと、詐欺商法になっちゃいまいますからね。このタヒチパール確かに色の面はピーコなんですが形状がおすぎなのよ、じゃなくで形状が理想のパールの形からすると、少々外れてるわけです。

 

真珠の理想的な形状というのは、まず真円。真ん丸な球形が良いのでございますが、こちらはドロップといって、しずくのような形状。さらに、サークルといってパールの表面に輪のような模様が、写真でご覧いただきますと、平行の線として、真珠表面を幾重にも巻いているのがお分かりいただけますでしょうか。これは、残念ながらどちらも評価におけるマイナス面。

 

しかし、この製品の凄いところは、このマイナスポイントを生かして、最終的な商品の出来栄えを良くしている点なのでございます。

 

先ず、この雫状の形状は、そのまま素直に活かして、耳からぶら下がるデザインの中で、本当の雫の滴りのような動きをデザインの中に生み出しておりますね。

そして、このサークルは、イヤリング金具にも同じようなサークル状の模様を更に幾重にも加えることにより、あたかもデザインの一部として見事に活かしきっているのでございます。

そして最後の仕上げとして細かいダイアモンドを無造作に振りかけたが如くに巧みに散りばめてセットされている。

 

欠点を美点に変えてというところに、女性の美容や装いにも生かせるヒントが何やら潜んでそうなこちらのお品。

実際、専門家から見ると非常にあざとい、というか巧妙な造り、まさに玄人好みの逸品と申せましょう。

宝石上級者にお勧め !

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