本物のハイジュエリー クリヴェリのネックレス

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これはこれは遠路はるばる遠方よりお越しくださいましてありがとうございます。

江戸の昔でございますれば、東海道てくてく歩いて二週間。脚に自慢の早飛脚、走りに走って三日がやっと。

それが、どうでございましょう、このインターネットの普及であっという間に、日本国中はおろか世界のあらゆる場所から、こちら大阪市内とは言え、辺境のこのうらぶれた町にクリック一つでお訪ね頂けるわけでございますから驚くべきことでございます。

当店にネットを通じご来店頂くお客様は、お客様ご同様関東方面のお方が多いようでございますね。やはり扱っております商品の性格上、お値段が他の商材に比べお高いわけで、その辺でやはり富の分配の地域格差というものが如実に反映されるのかもわかりません。

つい先だってまで、大阪都構想なんて喧しく騒いでおりましたが、どうも何かと言えば東京に張り合おうという関ケ原以来の関西人気質というものがございます。しかし、こと経済、お金の面においては大阪なんぞ、アナタ東京の足元にも及びません。

なんといっても帝都東京、花の都東京、メガロポリストーキョーというくらいで、日本の富と権力、はたまた文化や情報というものすべてが一極集中しているわけでございますから、所詮、粉もの文化とは言い得て妙、貧乏人の寄り合い所帯、一地方都市の大阪なんぞには到底勝ち目はございません。

だいたい、今までの弊社売上実績を見ておりましても、お高いお品の売上は東高西低。関東の方が買ってくださる率が断然高うございます。しかも、その買い方というものがまた粋じゃございませんか。「ホームページの商品コメントが他所と違ってふざけて珍妙だから、物は試し、からかい半分で一つ買ってやろうじゃないか」てんで百万を超えるお買物をカード一括払い。並みのカードなら限度額オーバーになってしまう金額を実物も見ないでスパッとお買い上げ下さるんですから、もう有難いを通り越して呆れてしまうばかりでございます。

あははは、これは失礼いたしました。歳のせいか老いの繰り言、ついつい無駄話が過ぎてしまいます。さてさて、それで、本日のお目当ては先ほどちらっと伺いましたが、こちらのクリヴェリのペンダントネクレスでございますね?流石はお目が高い!いや、これはホント当店一押しの掘り出し品なんでございます。えっ、なんですって、どの商品でもそんな事言って売りつけてんだろーって?いやいや、それはあらぬ疑い、とんだ濡れ衣でございます、お奉行様。そのような事は断固としてございませぬ。まあ、もちろん手前どももそこはそれアキナイ、商売でございますれば、多少の脚色、多少の演出をば行うことは否めない事実な訳でございますが。何でもかんでも掘り出し品なんて気安く呼んでいるわけではございません。

なにせ、こちらクリヴェリはイタリアはフランス国境近くの丘陵の街、かの国におけるジュエリー産業の中心地ヴァレンツァという街を拠点といたしますハイジュエリーのトップブランド。その人気はイタリー国内だけにとどまらず、世界各国のセレブに愛され慈しまれているのでございます。

さて、ご覧くださいませこの造り、この細工。円盤状の大振りなペンダントでございますが、その中身は実に繊細。円盤の内側は細かいホワイトゴールドの網目が宝石を支える基盤部分として張り巡らされ、そこに細かいダイアモンドとサファイアがまるで星屑の様に散りばめられているのでございます。もちろんそれぞれの宝石としてのグレードは最上級。メレダイアは無色無傷、クリーンでテリのある石であることは言うまでもなく、サファイアにいたっては、濃い色と、薄い色の石を見事に使い分け、その濃淡の妙をお楽しみいただけるといった趣向が凝らされているのでございます。そしてこの大ぶりのペンダントを吊り提げますネックレスでございますが、ペンダントの大きさに比例して、50センチメートルの長尺のものが用意されております。ネックレス地金自体は最もオーソドックスな丸アズキタイプのチェーンでございますが、そこに等間隔にペンダント部分と同様のサファイアとダイアがベゼルセッティングでもって並んであしらわれていますのが、ペンダント部分との抜群のハーモニーを醸し出し、商品の完成度を一気に押し上げているのでございます。

はてさて、こういったジュエリーとのコーディネートとしてふさわしいのが、

は?はい?

「あの、せっかくご親切にいろいろご説明下すっている途中で申し訳ないのですが、わたくしそちらのブランドはおおかた揃えて持っておりますの。ですから。掘り出し品とか言って大騒ぎしておられる田舎の質屋様よりかは、殊このブランドに関しましては多少なりとも存じているつもりでございますの。ただ、こちらのネックレスに関しましては、以前外商さんの展示会で目をつけてたのをつい買いそびれちゃったものですから、ちょっと興味をそそられたとでも申しましょうか。

ええ、それで一つだけお聞かせいただきたいのですが、構いませんこと?

お宅様のホームページには付属品としてギャランティーコピーとおしるしあそばされていたかに存じますが、それはいったいどちらのギャランティーでなぜコピーなのでございましょうか?」

あっ、こ、これは説明不足でまことに申し訳ございません。こちらのギャランティーカードは平成二十五年九月吉日付けの高島屋新宿店様が発行元となってございます。ただし、原本にはお買い上げお客様名の記載がございますので、これは個人情報に関わることでございますので、商品とともにお渡しいたします物は、そのお客様名を削除させて頂いたコピーという事でご勘弁頂いている次第でございます。

「あら、それは奇遇!実はわたくしもずっと新宿の高島屋さんにお世話になっておりますのよ。そうよね、確かにわたくしの頂いたギャランティーにも全部名前が記入してあったわ。それを聞いて安心しました。ひょっとすると、そちらわたくしが密かに目をつけていたものかもわかりませんわね、ほほほほほ。これも何かのご縁、是非前向きに検討させていただきますわ」

ありがとうございます!是非ともこれこの通り、伏して伏してご検討のほどON願い奉りまする―っ!

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