ダイヤモンドは質入れするのがお得?質屋の査定基準やポイントをご紹介


急な現金が必要になった時は、価値のある品物を質屋に入れると、必要な金額を借入れできます。ダイヤモンドは、資産価値が高いため質入れするのにうってつけの商品です。では、質屋においてダイヤモンドの査定基準はどのように定められているのでしょう。ここでは、質屋のダイヤモンド査定基準や質入れする時のポイントを詳しくご紹介します。

1.ダイヤモンドを質入れするメリット

ダイヤモンドは、質入れすることで現金を得ることが可能です。質入れのメリットとしては、次の3つがあげられます。

1-1.いつでも取り戻せる

ダイヤモンドを質入れするメリットは、利息や元金さえ支払えばいつでも取り戻せることです。大切なダイヤモンドの婚約指輪や結婚指輪を質入れしても、返済の目途さえ立つのであれば、いつでも取り戻せます。買取に出した場合は、現金は得られるもののダイヤモンドを取り戻すことはできません。質屋への元金の返済期限は決まっていないため、利子さえ払い続ければ質流れになる心配もありません。安心して借入できるでしょう。

1-2.資産価値が高いため借入れられる金額は多い

質屋で借入できる金額は、何を質入れするかで違ってきます。ダイヤモンドは資産価値が高いため、借入れられる金額も高くなります。急に大金が必要になった場合も、ダイヤモンドを質入れすれば給料日までしのげるでしょう。

1-3.質屋に持ち込みやすい

ダイヤモンドは小さいため、持ち運びも簡単です。そのため、質屋に持ち込みやすいのがメリットです。複数の質入れ品があると借入できる金額も増えるため、ダイヤモンドは複数でもかさばらない優秀な質入れ品になります。ただし、借入金が多いほど返済金額や利息も大きくなるので気を付けましょう。

2.質屋のダイヤモンド査定基準

質屋がダイヤモンドの査定を決める基準は、4Cと呼ばれるダイヤモンドの品質と価値を評価するための基本的な指標です。

2-1.カラット

カラットは、ダイヤモンドの重さを表す単位です。1カラットは0.2グラムに相当します。通常、カラット数が大きいほどダイヤモンドは重く、価値が高まります。カラットは、ネックレスや指輪なら本体に記載されているのが一般的です。

2-2.カット

カットは、ダイヤモンドがどのようにカットされ、研磨されたかを評価する要素です。カットの品質は、輝きや光の反射を左右し、ダイヤモンドの美しさに影響します。一般的に、カットの評価は「エクセレント」から「プア」までの5段階評価が行われます。

2-3.クラリティ

クラリティは、ダイヤモンド内部の含有物や欠陥の程度を示す要素です。内部や表面のキズや不純物が少ないほどクラリティが高く、ダイヤモンドの価値が上がります。10倍ルーペを使用して念入りに査定され、11段階評価が行われます。

2-4.カラー

カラーは、ダイヤモンドの無色透明さを評価する要素です。無色のダイヤモンドが最も希少で価値が高く、カラーグレードは通常、アルファベットDからZで評価されます。Dは無色を表し、Zは明るい色を示します。ただし、ピンクダイヤモンドやイエローダイヤモンドなど、カラーダイヤモンドは評価しません。

3.4C以外の査定要素

ダイヤモンド自体の価値も大切ですが、ジュエリーの場合はジュエリー自体の価値もプラスされます。そのため、ダイヤモンドの査定において、4C以外でも重視されるポイントはあります。

3-1.ブランドジュエリー

ブランドジュエリーは、高額査定のポイントになります。ブランドジュエリーといっても色々なブランドがあるものの、ハリーウィンストンやティファニー、カルティエなど、世界的に知られたブランドの査定が高くなる傾向です。

3-2.変形や破損

ダイヤモンドの変形や破損は、査定に大きな影響を与えます。ダイヤモンドの資産価値は高いものの、石が欠けたりキズが付いたりすると価値が大きく下がるからです。しかし、指輪の土台やネックレスのチェーンが切れているなどは、大きな問題ではありません。土台部分の破損の多くは修理が可能だからです。指輪の内側に名前や日付が刻印されていても、質入れすることは可能です。

3-3.修理

ダイヤモンドジュエリーは、土台が破損していても問題はありません。しかし、査定金額をあげようと勝手に修理をするのはやめましょう。ブランドジュエリーは、ブランド以外の工房で修理すると改造品となり、価値が下がってしまうからです。壊れたダイヤモンドのブランドジュエリーは、そのままの状態で質屋に持ち込むのがおすすめです。

4.ダイヤモンドを質入れする流れ

ダイヤモンドを質入れする場合、次の手順で行うのが一般的です。

4-1.ご来店

質入れするダイヤモンドやダイヤモンドジュエリーを質屋に持ち込みます。ただし、18歳未満や高校生は利用できません。質入れするためには身分証明書が必要となるため、免許証もしくはパスポート、健康保険証などを持参しましょう。

4-2.品物の鑑定・査定

質屋に持ち込むと、査定スタッフがダイヤモンドの査定をします。査定金額に基づき、借入できる金額が決定します。査定金額が高いほど、借入できる金額も高くなるでしょう。査定金額に納得しない場合は、キャンセルすることも可能です。キャンセル料はかからないので、心配いりません。

4-3.成約

査定金額に納得がいったら、成約となります。スタッフから契約内容の説明を受け、申し込み用紙に記入し、身分証明書を提示して完了です。

4-4.借入金と質札をお渡し

ダイヤモンドの査定に基づく借入金の限度額から、必要な額を伝えます。ダイヤモンドを担保として借入金が支払われ、その代わりに質札が渡されます。

5.ダイヤモンドを質入れした後の支払い方法

ダイヤモンドを質入れした後の支払い方法は3つです。

5-1.返済

成約時に決められた返済日までに利息と元金を支払うと、返済の完了です。返却期間は、通常3ヶ月と設定されています。ダイヤモンドが手元に返却され、質屋との取引は完了します。

5-2.延長

返済期間内に利息を支払うと、質入れ期間が延長可能です。質札の内容が更新され、利息の支払い日から3ヶ月後に延期されます。基本的に、延長期間の限度は定められていません。利息さえ払い続けていれば、何年でも延ばすことが可能です。

5-3.質流れ

質入れしてから3ヶ月の期日が来ても利息を支払わない場合、ダイヤモンドの所有権は質屋に移り、質流れになります。質屋によっては、質流れになる数日前に連絡があり、延長措置が講じられることもあります。基本的に、支払わなかった場合は強制的に質流れになるのが一般的です。そのため、返済できない場合でも、その旨を連絡する必要はありません。3ヶ月の期日に支払わないことで、質流れとなり質屋との契約は終了します。

6.まとめ

ダイヤモンドは資産価値が高いため、査定金額も高く借入金の限度額も大きいでしょう。小さいので持ち運びやすく、質入れするのにぴったりのアイテムです。ただし、思い入れの強いダイヤモンドジュエリーの場合は、質流れすると取り戻すのが難しいため、返却できる自信がある時に利用しましょう。

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