ご祝儀が払えない!ご祝儀貧乏のピンチに質屋がおすすめの理由を解説


「ご祝儀貧乏」という言葉をご存知でしょうか。ご祝儀とは、結婚式に招待された際にお祝いの気持ちを込めて持参するお祝い金のことです。ぜひ出席してお祝いしたいものの、結婚式への出席が続くと出費が痛いのも事実でしょう。ところが結婚式というお祝いの席では、マナーがあるので失礼なことはできません。そこでご祝儀貧乏にならないためには、どうしたらいいのでしょうか。ご祝儀貧乏を回避するのに質屋を利用するのがおすすめの理由も紹介します。

1.そもそも「ご祝儀」とは?

そもそも、結婚式のご祝儀とはどのようなお金なのでしょうか。

1-1.ご祝儀とは?

「ご祝儀」は元々、婚礼などお祝いの儀式そのものを意味する言葉でした。また、お祝いの儀式を手伝ってくれた方へのチップ・心付けの意味で使われることもありました。その後、親族・友人の結婚に当たって、お祝いの気持ちを表すために渡した金品を意味する言葉として「ご祝儀」が使われるようになったのです。あくまで一人ひとりのお祝いの気持ちを表すもののため、結婚式への参加費として招待状に金額がいくらだと書かれることはありません。

1-2.ご祝儀の相場とは?

ご祝儀の金額は気持ちであり、正解はありません。新郎・新婦との関係性やこれまでの親交、今後の付き合い方などによっても、金額は異なるでしょう。

ご祝儀の相場は、友人として出席する場合には「3~4万円」、上司として出席する場合には「5~10万円」を持参する人が最多です。また、親族として出席する場合には「5~10万円」、恩師として出席する場合には「3~4万円」が相場のようです。つまり、結婚式に出席するには最低でも3万円のご祝儀を用意する必要があるといえるでしょう。

2.他人事ではないかも?「ご祝儀貧乏」とは?

結婚式に出席する際にお祝いの気持ちを表すために渡す「ご祝儀」ですが、結婚式に度々招かれると家計を圧迫しかねません。ご祝儀を払いすぎることで家計が苦しくなってしまったり、ご祝儀のお金を用意できなくなってしまったりすることを「ご祝儀貧乏」と呼びます。なぜそのようなことになってしまうのでしょうか。

2-1.「結婚ラッシュ」の存在

たとえば数年に一度のペースで結婚式に招待されるなら、それほどご祝儀を支払うのに困ることはないでしょう。ところが周囲の友人や知り合い、従姉などが次々と結婚する、いわゆる「結婚ラッシュ」という時期が存在するのです。結婚ラッシュは、「25歳頃」「30歳前後」「35歳前後」の3回あるといわれていて、この年頃になると同級生や同年代で結婚する人が増え、1年に何度もご祝儀を用意しなければならない可能性があるのです。

2-2.結婚ラッシュ時の年収は?

結婚ラッシュの中でも、とくに20代は結婚式に呼ばれることが多い年代だといえます。令和元年度の調査によると、大卒の初任給は平均約21万200円でした。ここから所得税や健康保険料などが差し引かれると手取りは19~20万円程度でしょう。一人暮らしをしている場合はとくに、この手取りの中で年に何度もご祝儀を用意するのはきついものです。

2-3.用意するのはご祝儀だけではない

結婚式に出席するには、ご祝儀だけ用意すればいいというわけにもいきません。結婚式に出席するにはフォーマルな装いでなければなりません。男性ならスーツ、女性ならドレスを身に着け、靴やネクタイ、ヘアセットやバッグなども失礼のないようなものをそろえる必要があるでしょう。また、遠方の場合には交通費や宿泊費もかかります。新郎・新婦側から「お車代」などとしていただけることもあるものの、かかる額すべてまかなえるだけはもらえないことが多いでしょう。

3.お金がなくても、これはマナー違反!

いくらお金がないからといって、次のような行動はマナー違反です。

3-1.ご祝儀を用意しない・相場より安すぎる

いくらご祝儀の額は気持ちだとはいっても、手ぶらで結婚式に出席するのは非常識だと思われるでしょう。また、相場より安すぎるのも、同様です。

3-2.偶数の金額

偶数の金額は割り切れることから「別れ」を連想してしまうので、避けるのが一般的です。また、奇数の中でも「苦」を連想させる「9」は縁起が悪いので、避ける人が多いでしょう。

3-3.出席連絡後に欠席するのもマナー違反

招待状が届いて「出席」にして返信したにもかかわらず、ご祝儀が用意できないからといって後から欠席に変更するのは、マナー違反にあたります。時期によっては、すでに引き出物や料理などゲスト分用意するものをキャンセルできない恐れもあるからです。

4.ご祝儀が用意できない時の対処法とは?

ご祝儀が用意できない時に考えられる対処法には、次のようなものがあります。

4-1.欠席する

あらかじめご祝儀の用意できないことがわかっているなら、結婚式を欠席するのもやむを得ないかもしれません。招待状の返信の段階で、欠席する旨を伝えるようにしましょう。

4-2.ご祝儀1万円とプレゼントにする

結婚式を欠席して終わりにするのではなく、気持ちを伝えたいならご祝儀1万円とプレゼントを後日渡すのもおすすめです。出席していれば最低3万円かかることを考えると、家計への負担も少なく、お祝いの気持ちを伝えられます。

4-3.お金を借りる

親しい関係・近しい関係の人から招待された場合や、自分の結婚式に参列してくれた人の結婚式は、欠席するのも難しいものです。両親や兄弟などに正直に話して、ご祝儀代を借りるのも一つの手でしょう。カードローンという方法もありますが、利子が発生するので無理のない範囲で借りて、返済日までに返せないと危険です。

4-4.不用品を売る

使わなくなった物をリサイクルショップやフリマアプリで売って、現金を確保する方法もあります。ただしご祝儀代になる3万円を用意するには、かなりの不用品を売る必要があるでしょう。

4-5.副業で稼ぐ

結婚式までまだ時間があるようなら、単発バイトやクラウドソーシングなどで稼ぐこともできるでしょう。ただし副業の禁止されている職に就いている人は、副業はできません。また、本業の合間に副業で稼ぐには、時間的にも体力的にもハードです。

5.ご祝儀が用意できない時に質屋がおすすめの理由とは?

ご祝儀が用意できない時、質屋がおすすめの理由をお話ししていきます。

5-1.質預かりとは?

質預かりとは、自分の持ち物を一時的に質屋へ預ける代わりにお金を借りられるシステムです。買取りとの違いは、預けた物を自分の手元に戻せる点が大きく異なるでしょう。売ってしまうのではなく、一時的に預けるだけで現金を手にでき、お金と「質料」と呼ばれる利息を支払えば、品物を手元に戻せる仕組みです。

5-2.借金とは違う?

借金の場合はお金を分割してでも返済しなければなりませんが、質預かりの場合お金を返済しなくてもいい点が違います。期限内にお金を支払わなかった場合には、自動的に預けた物は買取りへ変更になり、このシステムは「質流れ」と呼ばれます。質流れになった物は戻ってこない代わりに、お金の返済は一切不要になるのです。売ろうかどうか迷っている物でも、質屋に預ければ一定期間考える時間ができるでしょう。

5-3.質屋を利用するのにおすすめのシーンとは?

結婚式へ招待されることの続いた時に陥りやすい「ご祝儀貧乏」を回避するのに、質屋は大変便利でしょう。お金に困った勢いで大切な品を売却してしまい、後悔する人も少なくありません。質屋なら、売ろうかどうか迷っている物でも、お金に替えられます。また、投資の資金や運営資金が欲しい経営者の人や、ギャンブルを楽しむ人も、質屋を利用する人は少なくありません。もちろん、生活費や学費のためなどに利用する学生や社会人も多くいます。

5-4.何を預けられる?

大型家電や使用期限・賞味期限のあるような物は預けられない質屋が多いものの、その他はありとあらゆる物が質預かりの対象になります。

6.まとめ

結婚式が重なる時期、いわゆる「結婚ラッシュ」では、祝福したい反面、ご祝儀の出費が重なり、生活が苦しくなってしまう「ご祝儀貧乏」になりかねません。マナーに反することなくお祝いの気持ちを表せるよう、質屋を賢く利用してみましょう。

「株式会社マルヨ」は、創業昭和32年の老舗質店です。明朗なお取引で、ご満足いただけるように対応させていただいております。ご祝儀にするお金のない時など、初めての方も安心してご利用ください。

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