憧れの海外ブランドの1つであるルイヴィトンが今、中古でも高値で取引されているのはご存知でしょうか。ボロボロになってしまって押し入れに眠っているルイヴィトンがあるものの、状態が悪いから値段がつかないと思われている人も、多いかもしれません。ところがたとえボロボロの状態でも、思わぬ高値がつくことも少なくないのです。そこで今回は、古いルイヴィトンがなぜ高値で買取されるのかを解説します。さらに、買取を依頼するには質屋がおすすめの理由も紹介してきましょう。
1.ルイヴィトンとは?どのようなブランド?
まずは、ルイヴィトンがどのようなブランドなのか紹介していきます。
1-1.ルイヴィトンの歴史
フランスを代表するブランドであるルイヴィトン(Louis Vuitton)は、1821年にルイヴィトン氏によって創業しました。ルイヴィトン氏は、16歳でトランク職人として働いたのちに、旅行者が記者や馬車に乗る際に旅行者のトランクを保護する仕事に就いていました。フランス王室からの注文も受けるほど一流のトランク職人となっていたルイヴィトン氏は、1894年にトランク専門店となるアトリエをオープンし、これが今のルイヴィトンの前身となっているのです。
「旅」をコンセプトにトランクを専門販売していたルイヴィトンですが、その後バッグや財布、衣類やシューズといったファッションアイテム、ジュエリーやフレグランスなどさまざまなアイテムを展開しています。
日本に初上陸したのは1978年のことでした。「ジャポニズム」の影響を色濃く受けるブランド展開であることから、日本でも一大ブームを巻き起こすほどの人気となりました。そして今では、定番ブランドの1つとしてその人気を不動のものにしています。
1-2.ルイヴィトンの人気アイテム
ルイヴィトンといえば、何といってもバッグが男女ともに人気です。女性用・男性用それぞれのバッグが展開されている一方で、男女兼用できるバッグの多いのも、ルイヴィトンのバッグが人気の理由でしょう。ハンドバッグやショルダーバッグだけでなく、ブリーフケースやメッセンジャーバッグ、縦型トートなどオン・オフともに愛用できるバッグが多くそろっています。
財布も人気のアイテムです。二つ折りやコインケース、スリムパースもありますが、長財布が根強い人気でしょう。財布のデザインや大きさ、色など豊富にそろっているので、自分好みの物が見つかります。
1-3.ルイヴィトンの王道ライン
ルイヴィトンといえば、イニシャルの「L」と「V」、そして星と花を組み合わせた「モノグラム」ラインこそ、ルイヴィトンの王道ラインだといえます。市松模様の「ダミエ」ラインは、日本伝統の市松模様をモチーフにしているラインです。フランス語で「麦の穂」を意味する「エピ」は、稲穂が風に揺れるような型押しが印象的でしょう。
ルイヴィトンのシンボルとなるモノグラム柄をエナメル地に型押しした「ヴェルニ」は、カラーバリエーションの豊富さが魅力です。モノグラム・ダミエ・エピ・ヴェルニがルイヴィトンの王道ラインではあるものの、「アーシベル」や「ベルニフルール」、「ヴェリー」など、さまざまなラインが存在しています。
2. ボロボロの古いルイヴィトンが高値で買取してもらえるのはなぜ?
ボロボロになってしまったルイヴィトンでも、買取してもらえるのはご存知でしょうか。もちろん状態の程度によって査定額に差はあるものの、値段のつかないことはまずありません。たとえ20年前などの古いルイヴィトンでも、古いことで逆にプレミア価格のつくこともあるでしょう。それではここからは、なぜ古いルイヴィトンも高値で買取してもらえるのかを解説していきます。
2-1.定価の値上がり
ルイヴィトンは、原材料費の高騰や円安・物価高の影響を受けて値上がりが続いています。2020年に3回、2021年に4回、2022年に4回の値上げが行われたのはご存知でしょうか。ハイブランドとして長く持ち続けられる素材や品質の良さを保つため、ルイヴィトンではセールや値下げも行いません。定価が上昇すれば、必然的に中古相場も上がっていくでしょう。
2-2.中古ニーズの高さ
ルイヴィトンでは、世界中に多くのファンを持ち、絶大な人気を誇るラグジュアリーブランドです。常に一定以上の需要があるので、たとえ状態の悪い中古品でも欲しい人は存在するのです。そのため、型落ちのモデルやボロボロでコンディションの悪い物であっても、買取してもらえるでしょう。
2-3.直営店でのリペアが可能
元々高品質に作られているルイヴィトンですが、使い続けていく中でできたダメージや故障を修理して長く使い続けられるように、直営店で有料のリペアサービスを行っています。そのため、状態の悪い物でもリペアサービスを利用すれば修理が可能なので、ボロボロの状態の物にも高値がつくというわけです。
2-4.希少性が高い
ルイヴィトンは販売戦略として、少量生産にこだわっているのはご存知でしょうか。限定モデルはもちろん、そうでなくてもとくに古いモデルになると流通数も少ないので、どんどん希少性が高くなっていき、価格が下がりません。
3.ルイヴィトンの買取は質屋がおすすめ!その理由とは?
中古のルイヴィトンは高値で取引されることから、手持ちのルイヴィトンを買取に出すなら少しでも高値をつけてもらいたいものです。そこでおすすめなのが、質屋です。ルイヴィトンの買取に質屋がおすすめの理由を紹介していきましょう。
3-1.高額で買い取ってもらえる可能性が高い
ブランド買取専門店やリユースショップなど、ルイヴィトンの買取を行っているところはさまざまありますが、質屋は買取のほかに「質預け」というサービスも行っているのが特徴です。ルイヴィトンなどのブランド品を担保にしてお金の融資をするサービスのことで、利息という利益が発生するのです。その利益を還元できるので、質屋はルイヴィトンなどのブランド品を高額で買取してくれる可能性が高いといえるでしょう。
3-2.その場で査定額がわかる
質屋では、持ち込んだルイヴィトンをその場で鑑定して査定してもらえます。査定額に納得すれば、その場で現金化することも可能です。速やかに現金化したいルイヴィトンがある場合には、質屋に持ち込むのがおすすめでしょう。
3-4.鑑定士の確かな目利き
質屋には、毎日のようにさまざまな品物が持ち込まれて買取や質預けが行われています。その品物は多岐に渡り、一部家電や消費期限・使用期限などのある物を除いてほとんどの物が質屋では取り扱われるというので、驚きではないでしょうか。そのため、質屋の鑑定士は、高いクオリティの鑑定を行える人が多いのです。自分の持つルイヴィトンを適正価格で買取に出したいなら、質屋がおすすめでしょう。
3-3.いざという時には取り戻せる
いくら古いルイヴィトンでも、思い入れがあって買取してしまってから後悔する可能性も少なくありません。その場合でも、ブランド買取店やリユースショップなどで買取した場合には、取り戻せません。その点で質屋なら、質預かりというシステムで融資額と利子を支払えば、一度手放したルイヴィトンも手元に戻せます。
4.まとめ
品質の高さと希少性の高さ、そしてブランドとしての魅力の高いルイヴィトンは、状態が悪く古い物でも高値で買取してもらえる可能性が高いでしょう。しっかり鑑定してもらえ、高値で買取してもらえる質屋へ買取してもらうのがおすすめです。
「株式会社マルヨ」は、1957年創業の老舗質店です。ルイヴィトンの鑑定も数多く行っており、熟練の鑑定士が適正価格をおつけしております。査定だけでもお気軽にご利用ください。
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