質屋で時計を質入れするときのポイントは?買取りとの違いなどをチェック

6質屋時計

お金が足りないけど、ハイブランドのアイテムを手放したくないと思ってしまう方は多いでしょう。そのときは質入れの可能性を考えてみてください。査定額以上は借りられませんが、結果次第ではお金が足りない状況を解決できます。

今回は時計の質入れを検討中の方のため、その定義や注意点をまとめました。これを読めば時計を預けながら、お金を借りられるしくみがわかります。有効活用によって、資金の問題をうまく解決できるでしょう。

質屋における時計の質入れと買取りの違い

質屋に時計を持ち込む場合、質入れと買取りの二択があります。質入れは独特な形式なので、その定義を知ることが大切です。ここでは、買取りとの違いを踏まえながら、その基本的な意味を紹介します。

質入れとは?

質入れとは、質屋ならではのサービスのひとつです。お客さまは持ち込んだ品物をいったん質屋に預け、査定額分のお金を借りられます。特定の品物を担保にして、手軽にお金を借りられる点が便利です。店舗によってはこのような手続きについて「質預かり」とも呼びます。

一定期間以内に借りた金額と利息を払えば、預けた品物が戻ってくるしくみです。ブランド物の時計も、質屋ではお金を借りるための担保にできます。急にお金が足りなくなっても、優良な腕時計があれば、質屋で解決できるかもしれません。

質入れと買取りの違い

質入れと買取りの違いは、お金と引き換えに商品を手放すか手放さないかの違いです。買取りならその場で商品を手放します。質入れなら商品を一定期間預け、借りたお金と利息を払えば取り戻せるしくみです。

質入れと買取りでは、査定額の相場も異なります。少しでも高額で売りたいときは、買取りが推奨されます。商品を手放さない形で、足りないお金を埋めるなら、質入れを考えてみませんか。生活状況に合わせて、適切な判断を下してください。

質入れがオススメのタイプ

質入れがオススメなのは、金融機関でお金を借りるための審査に落ちた人です。銀行や消費者金融は、お金を借りるための審査があります。申請内容によっては、審査に通らない人がいるのです。一方質入れの場合は、申し込みや審査が必要ありません。

また、必要な支払いが迫っていて、お金が多少足りないときは、質入れで解決可能です。査定額や利息という不確定要素はありますが、審査なしなのでスムーズにお金を借りられる可能性があります。安心してお金を借りたいと思ったら、質入れを考えてみませんか。

質屋で時計を質入れするときの注意点3つ

質屋で時計を質入れする場合、さまざまな注意点があります。まず、査定額を超えたお金は借りられません。また、利息の計算方法は、質屋独自になることも覚えてください。最後に一定期間内にお金を返さないと、質流れとして預けたものは質屋所有になります。ここでは3つの注意点をまとめました。

査定額以上は借りられない

質屋では、担保品の査定額以上は借りられない点に注意してください。質屋は借りたお金が返ってこない可能性を想定します。そのため、最終的に買取り価格に近い金額を出すのです。借りたお金に責任をもち、無理のない計画で返済を進めてください。

たとえば世界的ブランドの時計を質に出しても、相場を下回る査定額の可能性があります。結果に納得がいかない場合は、借金を断りましょう。不安な場合は事前に査定額を聞き出してから、借金を判断しましょう。

利息の計算方法は従来のローンと異なる

質屋には独特の利息計算があります。ローンを扱う金融機関には、1年単位の金利を意味する「年利」表示です。一方で質屋は、1ヶ月単位の金利を意味する「月利」を示します。この違いは見逃せません。

質屋の金利相場は、年利に置き換えると、金融機関より高い場合があります。たとえば月利2%なら、1年で24%の金利がかかるのです。質屋は質屋営業法により、年率上限を109.5%まで設定できます。質入れの契約期間も3ヶ月のような短期が想定されることから、月利で高めの数字を出すのです。

このように、質屋独特の金利ルールがあるため、時計を預ける前は、事前にサービス内容を確かめておきましょう。

質流れに注意

質屋には質流れがあります。質入れの契約期間をすぎても商品を受け取らない場合、預けたものは質屋の所有に変わるのです。契約期間の相場は、3ヶ月とされます。品物を失いたくない場合は、期限までに必要なお金を準備したうえで、再来店しなければなりません。

質流れを受けた品物は、基本的に店頭や通販で売られる形です。複数の質店による催事イベントで売られる品物もあります。質流れを受けた商品は、店頭で売られているうちに買い戻すしかありません。質流れで商品を失うリスクがあるため、返済計画を慎重に考えてから質屋へ向かいましょう。

まとめ

時計の質入れは、質屋にいったん預け、査定額分を借りられます。ただし品物を取り戻すには、借りた文と利息を払わなければなりません。契約期間以内にできないと、質流れになるので気をつけてください。

お金が足りない場合は、優良なブランド時計を預けることで、一定金額を借りられます。審査もないので手続きもスムーズに済ませられるでしょう。お金の悩みを解決したい場合は、質入れも選択肢です。

「株式会社マルヨ」では、ブランド物である時計の質入れを取り扱い中です。ロレックスやシャネルなど、さまざまなブランドの時計を質入れに出していただけます。手軽にお金を借りたいと思ったら、ぜひご来店ください。

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