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ハリー中野の宝石コラム

花は女か男は蝶かというくらいのフラワーデザイン

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この度ご紹介いたしますのは、特に有名ブランドとか言うのじゃございませんが、そんなのに匹敵する高品質のダイアモンドリングでございます。
 
ご覧頂いておりますこちらのリング。指輪のデザインで申しますとフラワーモチーフのデザインなんて呼ばれるタイプで、ご覧のとおりダイヤが5つ集まってお花のような模様を形づくっています。
このお花のモチーフは実に種々雑多、複雑多岐にわたっております。こちらのお花は花びらが5枚ですが、3枚、4枚、6枚、8枚、10枚とパターンはいくらでも増えていき、さらにはこれを十重二十重と更にダイアモンドで取り巻いてヒマワリみたいになったのまでございます。
 
さて、何故にこのフラワーモチーフがかように多いかと申しますと、言うまでもなく、女性に圧倒的に人気の高いデザインだからでございます。
花・ハート・星これらはジュエリー業界のみならず女性が手にするあらゆる商材に見受けられる人気のモチーフ。なにせズバリ「花とゆめ」という名前の少女向けコミック雑誌があるくらい。そうよ、なぜなら女の子は夢とロマンで出来てるからなの、うふ。
 
では、こちらの商品をじっくり見て参る事に致しましょう。
通常、この様なフラワーモチーフの指輪に多くみられるデザインはリング中央にメインとなるダイアなり色石なりの集合したフラワー模様をデンと配し、左右対称のデザインで腕にメレダイアを散らすといったものが圧倒的に多ございます。あとはそのお花をどれだけの大きさにするのか、腕の太さはどうする、脇石のダイアはどうといった範囲での変化で、まあ基本ワンパターンなんですが、こちら、どうです?そんなありきたりなデザインじゃございませんよ。
 
さて、まずご注目頂きたいのがこちら、指輪でありながら輪っかになっていないんです。当然指輪としてつながっているはずの指輪上部が引っ付いてなく、右から来たウデと左から来たウデがすれ違って別々の方向に生き別れ。そして、その別の方向に延びていく腕の片方の先端に何とダイアのお花があたかも、枝先の花一凛という風情でとまっているのでございます。
そしてそれぞれ左右のウデにもダイアモンドが等間隔で留まっているのでございますが、これも左と右とではそのダイアの留め方が違うのが写真でご確認いただけますでしょうか。
そしてお花部分のダイアの留め方にご注目下さい。非常に細かく密集した爪で花の輪郭にあたる外周部分のみダイアを押さえているのです。内側の部分は、花の中心、めしべにあたる少し小さめのダイアの石座の部分が共有爪の働きをして、この部分で外側の全てのダイアを動かないように押さえているのです。いやー、めったに見ない凝った造りでございます。
 
さて、肝心のダイアモンドでございますが、これがまた凄い。留まっているダイアモンド、メレサイズとはいいながら、なんと全てハートアンドキューピット。業界では略してハートキューなどと呼ばれる極めて優れたカットのダイアモンド。このハートキューを簡単にご説明いたしますと、ダイアの形を決定するカットが、上下左右完全に対象性を保っており、よって光の反射が均等にバランスよく放射されるのです。しかも良いのはカットだけではございません、カラー、クラリティーこちらも無色で気になる内包物もほとんど見えません。まあ、質のいいダイアだからこそハートアンドキューピットに仕上げるんですがね。
 
これだけの品質のダイアを使った集合石のダイアモンドリングは国内のメーカーではあまり生産されることがございません。ノンブランドのリングはいくら品質が良くても高すぎると売れませんからね。では、こちらリングの正体はなにかと申しますと、リング内側、K18WGの刻印の隣にブランドのホールマークの様な模様が打刻されております。このマークそしてこの品質から想像するに、こちらは国内宝飾品メーカーのプライベートブランド、あるいは規格品で、高感度、高品質を謳い文句にハートアンドキューピットカットのダイアモンドを宣伝の前面に押し出し、小売店などとタイアップして売り出された商品群の一つでありましょう。
小売店のお店の一角にその商品群のワンコーナーを専用スペースとして確保してもらい、値打ちを付けて結構な高額で販売されていたものと想像されます。
そういう訳で、海外ブランドに対抗して品質で勝負に出た、国産だけど高品質、高感度のこちらのお品、まさに質屋の掘り出し品として自信をもってお奨め申し上げる次第でございます。
掲載ページはこちら → https://item.rakuten.co.jp/douxperenoel/01002100/
 

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