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ハリー中野の宝石コラム

デマントイドガーネット、ダイアを脅かす輝き

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お笑いの帝国、吉本興業。関西を中心に戦前より、お笑い寄席芸人の興行を束ねてきた、大衆娯楽の興行組織。それがテレビの隆盛とともに東京進出、今や全国区の芸能プロダクションとして押しも押されもしない不動の地位を築き上げました。

吉本興業さん、大勢の芸人さんを抱えてますが、その芸人もピンからキリ。上は大阪を代表する高級住宅地、箕面に大邸宅を構える叙勲、きよし師匠。あるいはお笑い怪獣と異名をとる、視聴率男のさんま師匠から、下はウーバー地蔵の食えない若手まで、いろんな芸人が組織の中でしのぎを削り、日々切磋琢磨、芸の道を極めんと日々努力されているのです。知らんけど

さて、実は宝石界の中にも大所帯、多数の構成員を抱え、一大グループを形成している一大組織がございます。

それは人呼んでガーネットグループ。

巷の素人衆の多くは、ガーネットと聞けば赤黒いワインレッドの透明石を思い起こし、「なんや安モンの半貴石やんけ、しょうもな、けたくそ悪」などと吐き捨て、粗末に扱い、洟もかけないありさま。

しかし実はガーネットとは単なる一宝石の名前ではなく、多くの構成員を擁する一家の組織名。16種類を超えるケイ酸塩鉱物で構成されるこの組織、甘く見ると痛い目に合いやすぜ、旦那。

皆様の印象にある「安もんの半貴石」というのは、一番広く流通しているアルマンダイト・ガーネットというやつ。大体此奴等、ガーネットという一家の名前の前に、その個々の正体を現す、アルマンダイトなどといった通り名を付ける。いわゆる二つ名を用いているわけでございます。さしずめ古くは清水の次郎長、森の石松、フーテンの寅などのと同じく、渡世人独特の呼び名。普通のカタギじゃーござんせん。

この、アルマンダイトと並んで下端のチンピラがロードライトというケチな野郎で、アルマンダイトが赤っぽいのに対し、妙に紫がかった陰気な面構え。このアルマンダイト、ロードライトが世間一般で広くガーネットとして認識され、アクセサリー業界、パワーストーン業界なので幅を利かしている、ちんけなヤサグレ野郎たちでございます。

しかし、ガーネットグループを見くびってはいけない。様々な変種、亜種のある中でも飛びぬけて凄いのが、今からご紹介いたすますデマントイドガーネット。

このデマントイドはアンドラダイトガーネットの種類に属していながら、由一グリーンに発色し、透明の個体にのみ与えられる称号。

この名前の由来からして物凄い、なにせオランダ語の【ダイアモンドのような】ってんだから、もう、何をか言わんや。イワンの馬鹿。

さて、なにがダイアモンドの様かと申しますと、ダイアに次ぐずば抜けた屈折率。並みの屈折計なんかじゃ、リミットオーバーで測れない。それともう一つが、ダイアモンドをも凌ぐ分散度。この二点が何を示すかっていうと、ズバリ宝石としての輝きが凄いってこと。

玉磨かざれば光なしと申しますが、どんな宝石でも磨けばみんな同じようの光るかっていうと、そんな事はない。輝きの度合いも宝石それぞれで実力の差が出ちゃう。悲しいかな人と一緒。

じゃあ、一番輝くのは何かっていうと、もちろん宝石の王様ダイアモンド。それに次ぐってんですから並みのガーネットじゃないのはご理解頂けるはず。

実際この宝石、宝飾品市場でもめったお目にかかる事の出来ない希少石。でも人気はアレキサンドライト、パライバトルマリンなどに勝るとも劣らない人気のカラーストーンなのでございます。したがいまして、売っているお値段もべらぼうに高い。

なにせ、マニア間ではアレキ、パライバ、デマントイドは色石の御三家となどと呼ばれているのでございます。幸夫、一夫、輝彦ね。

さて、こちらのお品、ペンダントとして仕立て上げられた、明るい色目のデマントイドガーネット。これをシンプルなアズキチェーンがさりげなく吊るしているわけですが、このペンダントの拵えがいいじゃないですか?

縦方向にガーネットとダイアを並べているだけの単純な作りですが、石それぞれの間隔の微妙なとり方で、ガーネットの魅力を力まず伝えているという感じ、実に現代風のスマートなデザインでございます。

最後はマニアの方にキメのもう一押し。ちゃんとホーステール入っとるけんね。

質屋にゃ滅多入らない人気の希少石。お値段も、もちろん質屋価格のお買い得。

お奨めです!

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バブルなんて目じゃない、狂乱のジャズエイジを彩ったティファニー

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ニューヨーク五番街の宝石店ティファニーは言わずと知れたアメリカ合衆国を代表する宝石商でございます。

映画「ティファニーで朝食を」のお陰で、お店がニューヨークの観光名所になるはるか以前より、映画の原作者トルーマン・カポーティがわざわざ小説のタイトルに店の名前をすえるくらい、すでにその名声は広く人々の知るところでありました。

現代日本の人気作家、村上春樹氏が敬愛して止まない、アメリカ人小説家、F.スコット・フィッツジェラルドはその妻ゼルダとともに1920年頃の「狂乱のジャズエイジ」と呼ばれる、アメリカ経済が爆発的な活況を呈した時代に活躍した、まさに時代の寵児ともいえる人物。

その夫婦二人の破天荒なライフスタイルは、代表作「華麗なるギャツビー」のストーリーそのままに、アメリカンドリームの達成と、それがもたらす享楽の有様を如実に体現したものであったとか。

日々繰り返されるパーティーと飽食、贅を尽くした衣装と宝飾品の数々。

その宝飾品の多くが、すでに一流宝石店の名声をわが物としていたティファニー選りすぐりの逸品の数々であったことは言うまでもございません。

実際、2013年公開のレオナルド・ディカプリオ主演作、「華麗なるギャツビー」。二回目の映画化となった本作品、映画の中に出てくる煌びやかな宝石の数々は実際ティファニー秘蔵のコレクションから貸し出されたものだそうです。

世界最大の経済大国アメリカ合衆国。ロックフェラー家を頂点とするセレブ達代々の憧れの的、ハイジュエリーの伝統を中心となって支え育んできたティファニー。その凄さの片鱗がこちらの商品からも伺えます。

 

ご覧いただいてお分かりの通り、こちらのペンダントネックレス、一見なんの変哲もないいたってシンプルなもの。真ん中が空のドーナツ状の円盤型ペンダントを鎖で吊るしているだけの、実に単純な構造。しかしよく観察いたしますと、その造りの拘りが浮かび上がってまいります。

こちらのドーナツ状の円盤、ご覧の通り三重の円で構成されているのがお分かりいただけるでしょうか。

中心部と外周部分が無色ダイアモンド。そして真ん中のサークリだけがピンクダイアで構成されています。

内と外のダイアモンドの大きさは直径1ミリにも満たない非常に細かいダイアを用いているのに対し、真ん中のサークル部分のピンクダイアはそれらより一まわり大きい1/100キャラット、約1.3ミリほどの直径のものが使われています。

そしてこのピンクダイアの部分のみイエローゴールドの爪で石留が施され、しかもほかの部分より一段高く、ペンダントとして着けた場合は少し前に浮き出た感じで作られているのです。しかも内側、外側の無色のダイアのサークルにも高さに変化をもたせ、内側のサークルが一番奥にへこんだ感じで作られているのです。

このダイアの大きさの変化、石留地金の色の変化とセット面の微妙な高低差が、ともすると凡庸に堕ちがちなデザインに躍動感を付与している事をお気づき頂けるでしょうか。

さで、ダイアモンド品質の説明は、もはやティファニーのこと、今更言うに及ばずではございますが、どうしても言いたくなるのがこのメレサイズのピンクダイアモンド。

ピンクダイアモンドはその発色原因が他のカラーダイアと異なり、結晶構造の歪みに由来するということで、そのせいか結構インクルージョンの多い結晶が多ございます。

しかるに、こちらのピンクダイア、すべてが非常にクリーン。老眼のせいもありましょうがルーペを使っても、私には気になるインクルージョンが見つけられません。

しかもそれだけではございません。この澄んだピンク色のダイアモンドが、あたかも同じ材料から切り出したが如く色調、色相がピッタっと揃って寸分の狂いもない。

このこと一事をとってもこの会社、材料の供給に莫大な費用を費やしている事が想像できますしまた、その莫大な量の宝石材から妥協を許さぬ材料選定が行われていることが知れます。

もちろん全体の造り、構造のバランスなどすべての点において神経の行き届いた、一級品である事はあえて申し上げるまでもございますまい。

アメリカ人は大雑把なんて事をよく言いますが、このペンダントネックレスはそんな常識を根底から覆す、アメリカの名誉と威信の護符ともいえる逸品と言えるでしょう。

掘出し品として謹んでおすすめいたします。デーブ、もといハリーより

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モテ男の必需品 ダイアメンズリング

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例えばレオンなどの男性向けファッション雑誌は「ちょいワルおやじ」などという魔法の言葉を編み出しては、世のおっさんのお姉ちゃんにモテたい、好かれたい、三密に接したいというスケベごころをくすぐりながら、様々なモテ男必携アイテムを紹介して、広告収入を稼ぐとともに発行部数も伸ばしていくという巧妙なマーケティング戦術を展開しております。

 

しかし、実のところは、いくらどんなモノをどれだけ身に着けようが、モテない男はモテないに決まっているのです。

 

もちろん、接待を伴う夜の街の飲食店のたぐいに行きますと、支払った対価に比して、若いピチピチしたお嬢さんがありがたいことに、モテた気分にさせてくれる訳です。

 

しかしながら、理屈上はその様な場所に行くのに、何もわざわざ装備品として、モテアイテムを所持、携帯、着用する必要などなく、まったくの丸腰、なんならスウェットの上下でもお金さえ落とせば、向こうは商売、当然モテた気分にさせてくれるわけです。

 

ただし、丸腰スウェットとだとお姉ちゃん達が困る。なぜなら褒めるところが見つからないから。せいぜい「わーっ、かっこええスウェット!美津濃ちゃいますの?」で終わっちゃう。

 

男というのは間抜けなもので、持ち物や着てるものを褒めらると、自分がモテててると勘違いする習性がございますので、丸腰だとお姉ちゃんサイドの営業戦略上まことに具合が悪い。スウェットの下は腹のだぶついた、加齢臭発散する五等身、うすら禿げの冴えないおっさんな訳ですからもう手も足も出ない。

 

という訳で、世の道理をわきまえた遊び人のオヤジたちは、お店の女の子に敢えて賛美の会話の糸口を与える為という、お遊びの場所での暗黙のお約束事に従って、全身ブランドで固めて夜の街へと出陣するのでございます。

 

今回ご紹介いたしますこちらのメンズリング。そういった夜の街の遊びの達人に、是非お勧めしたい一品でございます。

 

昔はメンズリングと申しますと、印台などのデザインに代表されますよう、どうもガラの悪い印象があり、まっとうなカタギの紳士のするものではないという風に見なされてきたわけでございます。

 

しかし世の中は移ろい、チョイワルなどの言葉にも見てとれるよう、ちょっと不良っぽい男がセクシーなどというファッション業界のまことしやかな誘導のもと、小心小市民のお父さんも、イタリアンマフィアもかくやとばかり、めかしこんで所謂夜の街関連施設に乗り込むご時世。

 

そんな時こそ、お洒落な指輪の一つでも着けて、ダサさに堕ちることなく、しかし不良っぽく、セクシーにキメたい。そんな高望みのあなたにピッタリな指輪がこちら。

 

どうですこのスタイリッシュな構造美。幅広で分厚いプラチナの平打ちリングに、長方形のバケットダイアを横置き等間隔で4つ埋め込んだ、いたってシンプルな作り。しかしこの肉厚でソリッドなリング本体部分のプラチナムが、無色透明鋭い輝きを放つダイアとあいまって、極めてクールな印象をかもしだしているではありませんか。これぞサイバー社会の現代を生き抜く男の象徴!

 

しかし、こんなお洒落な指輪着けて行きゃ、おとうさん、ひょっとすると瓢箪から駒、マジでモテちゃったりするかもしれませんぜ。まったく隅に置けないんだから旦那。よっ、色男!

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ミラーボールのような凄い指輪

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昭和のキャバレー、高い天井からぶら下がるは七色に輝くミラーボール。

ドサ周りの演歌歌手の着物の上に、はたまた悩ましく腰をくねらす年増ダンサーの肌の上にキラキラ輝く鱗のような光を降り注ぎ、酔客をますます夢見心地に追い込み、財布の紐を緩めさす装置。

当時まだ若造であったわたくし、まさか自分の甲斐性でそんな場所へ行くほどヒネても無ければ、余裕もないわけだが、お客さんや先輩などのお伴で覗いた、コッテリ豚骨スープのような大人の世界。まさに昔の日活の映画にでも出てきそうな雰囲気。未だあのような世界に繁華街へ行けばお目にかかれるのでしょうか?覗いてみたいが、未だに手元不如意。

という訳で、この度のご紹介は、ご覧の通りのまさにミラーボールそのまんまのダイアモンドリング。

このリング、ご覧の通りほぼ球体に近いボール状の石座に、綺麗にメレダイアが彫り留でパヴェセッティングされています。こういった球体にダイアを細かく留めていく作業というのは石留職人にとって至難の業。

なにしろ球体の面に沿って円やか、なだらかに、いびつに飛び出したところの無い様に留めていかねばならないのですから、これは石留職人にかなりの力量が無いとできない技。こういった石留の技術料って石留一個いくらの計算だから、こちら2キャラットものメレダイアを使ってますから、石留代だけで馬鹿にならない。

しかもこのセットされているダイアがまた美しいAクラスの石。いつもの事ながら、こう言った細かい原価を合計していきますと、自ずと最終的に高額なお値段が想像できるって寸法。

しかしご安心を。これもいつものセリフで恐縮ながら、中古の原価には、そういった細かい工賃やら、デザイン料なんて余計なものは全く計算されませんから、こんなにお安くご提供できるってこと。素晴らしい!

さて、キャバレーの天井で煌めくミラーボールはおじさんのノスタルジーをくすぐるレトロなものですが、こちらの商品は斬新、ユニーク、そしてよく目立ちます。

お洒落女子ならばこいつを小道具として、並み居るライバルたちに、一泡吹かせてやろうという闘争本能に火が点くのではないでしょうか?

こんな突飛なデザインを着ける勇気がないなどとしり込みしないで、さあ飛び込むのよ、あなたの知らない未知の世界へ!

 

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クリスマスプレゼントにうってつけ!ポンデのようなポンテのリング

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またも出ました国産イタリアンジュエリー、ポンテベッキオ!

どうです、お洒落でしょ、可愛いでしょ、そしてお安いでしょ?

もうじきクリスマス。こういうのを彼女や奥さんに送っといたら一年間、無事、無病息災に暮らせるよ。

さて、ポンテベッキオさんの説明は前にブラックダイアのリングをご紹介した際に行いましたのですが、ご覧になってない方のために、おさらいという事での、はいコピペ。

 

大量生産される国産ジュエリーブランドの場合はやはり洒落た横文字風の、欧米か?と突っこみを入れたくなる名前が多く見受けられます。その欧米風ブランドネームの代表格がこちらのポンテヴェッキオさん。

こちらの名前は、皆さまご存じイタリアはフィレンツェの観光名所、ヴェッキオ橋の名前そのもの。橋の上には多くの商店が立ち並び、商店街を形成いたしておりまして、数多くの宝石屋が軒を並べているそうでございます。

こうした、海外の宝石のメッカ、名所をブランド名に取り入れた日本の宝石ブランドの先駆けは、パリのヴァンドーム広場に因んだヴァンドーム青山さん。ヴァンドーム広場と東京の青山が合体したような、いかにも田舎者の憧憬を誘う、洒落たイメージではございませんか。

このポンテヴェッキオ、伊達に名前だけイタリアンな訳ではない。そのデザインは海外のブランドに伍して一歩も引けを取らない、完成度の高いもの。直営店の内装も非常に洒落ていて、図らずも一般消費者は海外のブランドと勘違いしてしまって、結局最後まで分からずじまい。

 

さて、こちらのお品なのですが、小さなボールが連なって出来たホワイトゴールドのリング。まるでミスタードーナツのポンデリングの様なポンテベッキオのリング。ややこしい。そのリングの上半分のボール部分にはそれぞれ小さいメレダイアが4本の小さな爪によって留められ、そしてその爪の間には、ミル打ち状の細かい細工が施してある。ダイアモンド1個の大きさが約0.017キャラットと言いますから、直径がだいたい1.6ミリほどの細かさ。

その小さいダイアをば、この微細な細工によって綺麗に横一列に並べている。この細かい細工、日本人ならではの繊細さを感じますね。レール留めや普通の爪止め、フクリン留めの並びがほとんどと言って良いこういった一文字タイプのリングで、このデザインは珍しい。

突飛なデザインではないのに人の眼を奪う新鮮さがございます。まさにこの点において伊達にイタリアンを名乗っているわけじゃないって感じの矜持というものを感じさせますね。

宝飾品不況が続く昨今、各メーカーしのぎを削って感度の高い、造りのしっかりしたものを作ってサバイバルに打ち勝とうとするする姿が、この商品一つからも見てとれますね。

頑張れニッポン!

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オモチャと見まがうキッチュなリング

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車やバイクが男の子のオモチャの延長ならば、宝石類は女の子のオモチャの延長。

 

玩具の宝石箱に赤青黄色のキャンディーの様な色とりどりのガラス細工のおもちゃの指輪やネックレスを入れ、時にはそれらを身に着け、いっぱしのレディーになったつもりで、お友達と大人びた会話を楽しむ、おしゃまな女の子。宝石好きの女性の皆さんには、そう言った幼い日の思い出があるんじゃないですか?

三つ子の魂百までなどと言いますが、幼いころに芽生えたヒカリモノへの関心、興味は歳を経るごとに衰えるどころか、益々高じ、長ずるに夜な夜な自らの宝石箱の閲覧が唯一無二、至上の愉しみとなりて、ジェムマニア一丁上がり!

そうした皆様の抱える悩ましい煩悩の元凶となった、ブリキ細工のチープなおもちゃ。そのレプリカともいえるのがこちらのリング。どうです、この堂々たるおもちゃっぷり!本物の宝飾品を模したおもちゃを、更に模した本物。凄くない!?

いややわ、お父ちゃん。こんなん玩具に決まってるやん。見たらわかるやろ、こんな本物あるわけないやん。それにうっとこの家に本物の宝石買える余裕みたいなもん無いのん、毎月、給料明細もらってるお父ちゃんが一番良う知ってるはずやん、よー言わんわ」 と夫に隠れてひそかに買った宝石の正体を誤魔化すために、わざと玩具っぽくしているわけでもないのです、こちらの指輪は。

昨今のファッションはサブカルチャーなどと絡み合い、もつれあい、実に複雑多岐に細分化され、ゴスロリなどと呼ばれるファッションスタイルに代表されるような、実にマニアックなスタイル、風情を楽しむ境地に突入しております。日常の身を彩るといったこれまでの服飾の常識を超え、仮装、変装、メタモルフォーゼの、非日常の世界へ踏み込んで、目覚ましい進化を遂げているのでございます。

もちろん、それに呼応し、身を飾る装飾品も様々なスタイル、様式に細分化されてきているのが昨今の事情。アンティーク調から近未来派、ゴージャスからタイニー。非日常から異次元。伝説からアニメの世界と様々なこだわりを持った趣味人に対応すべく、マーケティング、マーチャンダイジングはもう大変。

さてこちら、まるでリカちゃんの着せ替えセットに収まって入るかのような指輪。これは、ファッション用語で言うところの 「キッチュ」 。あえて悪趣味、チープ、キモイものを積極的に使用し楽しむ美意識。諧謔やパロディーをその精神の支柱とするポッポカルチャーの産物。悪趣味がお洒落。無粋が粋。まさに傾奇者(カブキモノ)の精神そのものではございませんか。

たっぷり贅沢に金地金を使い、綺麗なピンクサファイアを中石に据え、クリアーなメレダイアを使用してまで、わざとこの一見チープなリボンモチーフの玩具っぽいリングを造ったメーカーのちゃらけた心意気、どうぞそこんところをお汲み取り頂きまして、お洒落番長の親分さんには、これを用いて存分にカブいて頂きたいものでございます。

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ヒョウ柄リングよ全国区へはばたけ

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テレビ番組の街頭インタビュー。大阪の場合、おっちゃんの街の声を聴きたい時は西成は通天閣周辺。おばあちゃんの場合は当店地元の駒川商店街と相場は決まってます。

こちら駒川商店街こそは、まさに、こてこてナニワのオカン発生の地。ヒョウ柄衣装にパンチパーマあてたおばちゃんがさすべえ付けたママチャリにスーパー玉出のビニール袋前カゴに入れて、ぞろぞろ歩いてはります。自転車乗車禁止やからね。

知り合いにでも出会おうものなら周囲に忖度することなくその場に立ち止まり、大声で世間話。

「アンタどないひたん、最近見ーひんゆうてみんな心配とったとこやん、どないひたん?」

「いや、ちゃうねん。こないだ医者いたら、あんた、シューツせなあかん言われて」

「へー!そらえらこっちゃがな。シューツってあんた癌か?」

「あほな事言-ないな、縁起でもない、デンボや、デンボ。おいどに大きデンボでけて」

「なんや、デンボかいな、しょーもない」

という訳で、今回は関西限定、ナニワのオカンが泣いて喜ぶヒョウ柄のリングでございます。

とはいえ、勿論全国津々浦々、ナニワのオカンの不躾な態度、あたり構わぬ大声、馬鹿笑いなどといった特質に眉を顰める方が多々おられる反面、少数派ながら根強いシンパの方がおられるのもまた事実。そういったナニワのオカンの隠れファンの方々にも是非お勧めしやんとあかんのがこの指輪でおま。

まあ、見とくなはれ、この柄を。もう絵にかいたようなヒョウ柄。しかしこれは何も絵の具やペンキで描いた絵ではございません。なんと、ブラックダイアとイエローダイアの石留の妙によって浮かびあがった豹の紋様。まあ、一口にヒョウ柄と申しますが、実際には、これに類似する虎柄、ジャガー柄、ゼブラ柄、蛇柄などもこの範疇に加えられ、一つのカテゴリー、アニマルプリント全般をひっくるめてヒョウ柄と呼ばれているのが現状でございますが、これは正真正銘の豹、パンサーの柄でございます。

さて、なぜにこのヒョウ柄がナニワのオカンには絶大なる人気を誇っているのでしょうか?

まず、第一に考えられるのがこの黄色と黒の配色。関西で黄色と黒と言えば言わずと知れた阪神タイガースのチームカラー。オトンに劣らず熱烈タイガースファンのオカン。ファン必携のタオルをはじめとする様々なタイガースグッズ。やはりコーデの面からもこのチームカラーにマッチするもので無いといかん。

では、なぜ色合いはともかく虎が豹になるのか?いえいえ、もちろんちゃんと虎柄も有るにはあるのですが、この虎柄、デザインに組み入れるには縞模様の起点と終点がはっきりしているがため、なかなか難しい。その点このヒョウ柄は基本ドッツ模様ですからデザインへの応用が簡単。

まあ、虎でも豹でもかまへんねん、黒と黄で強そうやったらエエネン。という鷹揚なオカンの包容力によって育まれたこのヒョウ柄。いまや押しも押されもしない浪速女の代名詞として不動の地位を得ておるのでございます。

多分地域限定で作られたであろうこの指輪、あえてこれをこの度全国区へと解禁致し、浪速オカンスピリットのおすそ分けを、全国虎ファン熟女へ向けて、と考える次第であります。

てか、発想の転換で若いイケイケお姉ちゃんがクラブとかで着けたらバエルんじゃない?

知らんけど?

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アントニーニのアートなイヤリング

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アントニーニと言うからにはどう見てもイタリアのブランドでしょう?

でも、ポンテベッキオの例もあるし、ひょっとしたらジローラモの皮をかぶった甲府のおっさん?まさかの日本製、いや韓国?中国?と疑り深いわたくし、ググってみたらこれは本物のイタリアンジュエリー。1919年にミラノで創業、100年以上続く歴史あるジュエリーブランドとあります。

イタリアと言うだけで開放的でお洒落なイメージ。なにせすべての道はローマに続くといわれた古代ローマ帝国の子孫にして、レオナルドダヴィンチをはじめとする芸術家、ジョルジョ・アルマーニを始めとする有名デザイナーを多く輩出している芸術と文化のお国柄。

なんつったって、元祖ルネッサーンス山田ルイ53世ですから、こりゃもう大変なもんでございます。

なにせイタリア、車のメーカーですらアルファロメオなんて、名前からしてカッコイイ。またそのエンブレムも凄い。蛇がとぐろ巻いて赤い舌なんぞ出してやがるんだから、もうわけわかんない。このぶっ飛んだ感性、トヨタ、日産、ホンダなんてのが束んなったって敵わないよ、性能面は別として。

しかし、単にこけ脅しのイタリアンネームにゃ、おいそれとは騙されないぞ。MADE IN ITALY に寄りかかった粗悪品も結構出回っているのがイタリアのイタリアンたるところ。はてさて、こちらのお品はどんな具合でございましょう。

うーっむ、これはなかなかのイタリアン具合でございますぞ。ご覧召され、このなんとも言えないフォルム。いかにもフリーハンドで描いた図柄をそのまま3次元の形に仕立てたようなアートな感じ。こういうモノはなかなか生真面目で杓子定規の日本人には真似できません。細部のいちいちまで細かい数値で表し、きちっと図面を引かないと物が作れない。

ところがこれなんぞ、デザイナーがワイングラス片手にがササっと描いたデッサンなんかを元に、職人がその意をくんで、ワインボトルラッパ飲みしつつ、サッサとデザインの原型を拵えた感じじゃないですか。外枠の形と内側の穴の形が微妙に異なっていて、この穴自体がムンクの「叫び」の叫んでる人の口の形の様でもあります。でも、この一見アンバランスな奇妙な容姿でございますが、何とも言えないアートな雰囲気と、手造り感が出ていませんでしょうか?もちろん有名ブランドだけあって、内側の穴の上下の淵だけ幅広く滑らかにとってあったりと、細部の拵えはきちんと仕上がっているところだけは、逆にイタリアンぽく無いのかもしれませんがね。

まあ、全体的な姿を改めてご覧いたがきますと、ランボルギーニのセクシーなフォルムにも相通ずる、まさにイタリアーノって感じの豊かな感性が満ち溢れているのがお分かり頂けることと存じます。。

最近はピアスばかりで、ろくなイヤリングはありゃしない、とお嘆きのそちらのマダム、これなら文句は御座いますまい。痛い目して今更ピアス開けるには及びませんよ。

チャオ

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ミニチュアハイジュエリー ダイヤリング

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さて、前回に続きましてのミニチュア宝石シリーズ。今回は王道ダイアモンドリングの巻き。

ペット犬の世界ではミニチュアダックスやらマメシバやら、犬のミニチュア化が活発で、何でも小さくしてしまう傾向にございます。元々小さいチワワですら、さらに小さくしちゃおうってことで、もはや手乗り犬。たまにオリジナルの大きさの、例えばプードルなんかを連れてるのを見かけると、トイプードルとのあまりの大きさの違いにビックリしてしまいます。

そのうち、ミニチュアセントバーナードやスモールグレートデンなんかが出回るんじゃないでしょうか?スモールのグレートてのもなんか変ですがね。

なぜこうもワンちゃんを小さく、ミニサイズに改良していくんでしょうか?まあ、見た目可愛らしい、愛らしいってのは当然あるんでしょうが、そればかりではございません。まず、大きい犬は言うに及ばず、中型犬ですら、行動の制御が難しい。訓練の行き届いた、おりこうさんのワンちゃんなら良いのですが、ウチのみたいな我儘甘えん坊な犬の場合。散歩途中で散歩を放棄して座り込んじゃったりすると、大きい犬は大変。その点小型犬なら、いつもわたくしが行っている様に、抱きかかえて移動できます。まるで犬の下僕のような有様ですが。

また、経済的な観点からも小型犬は断然お得。大型犬ともなりますと食べる量も半端ない。貧しい家庭だとまるで犬に食わす為に旦那さんが汗水たらして働いてるようなことなってしまいます。

つまり、小型犬人気の秘密は、可愛い、扱いやすい、費用が掛からないこの3点に集約されるわけですが、これと同じ理屈がミニチュアリングの魅力にも当てはまるのでございます。

さて、今回ご紹介のこちらのリング。これは本来なら、大粒エメラルドカットダイアモンドの3個並び、ラージメレ取り巻き、ウデダイアと言う典型的なゴージャスダイアリングのデザインで、いかにも老舗宝石店奥のショウケースに鎮座まします、お店の顔ともいえるようなデザイン。もしこの中石1個だけで2~5キャラットほどありました場合の話ですが。

しかし、こちらのリングの石目、全体でわずか0.5キャラット。中石はぱっと見ですが0.1~0.2キャラット程でしょうか。これが、もし本来あるべきサイズですと、凄く豪華で迫力ある見かけとなるのですが、どうですこのサイズになるとなかなか可愛らしいじゃないですか?こんな本格的ハイジュエリーをミニサイズにする遊び心、洒落てませんか?本来のサイズなら、おつけ頂くにもTPOが限られてまいりましょうし、年齢もある程度のふさわしさ、いう括りがあろうかと思いますが、小さくなったことでそういった制限がすべて取り除かれる。そう扱いやすくなったんですね。誰でもどこでも気軽にお着けいただける。いいでしょ?

そして、経済効率。これのオリジナルサイズなんかになりますともう車並みのお値段。指輪一本分で車一台が買えてしまう。場合によっちゃ輸入高級車に匹敵する事すらございます。しかしこれなんかどうです、中古ということも手伝ってもう自転車並みのお値段だ。

これなら、いくらだって買えちゃう。さあ、早い者勝ち、こういう旬のデザインは中古じゃなかなか出ないんだから、掘り出し品だよ!お買い物かごへGO!

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アイーンちゃいまんねんアウィンでんねんのタイニーリング

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職業がら、電車なんかに乗っておりますと、ついついご婦人のお手元の指輪に目が行ってしまいます。たまに珍しい指輪やピアスなどに出会いますと、我知らず凝視してしまい、たまにお相手に気づかれ、不審人物かと怪しまれます。

指輪の場合は窃盗犯と間違われるのか、ご婦人方は片方の手でそっと指輪をお隠しあそばす程度で済みますが、これが耳飾りや胸元のネックレスなんぞになります話はややこしくなります。そのような場合、そのジュエリーを狙っている盗人という風には解釈されず、そのご婦人自体に目を付けた好色漢、不逞の輩という風な解釈をされる方が多いようでございますな。ある方は車両を移り、ある方には鬼の形相で睨めつけられ、ある場合は後ろから屈強なオヤジが現れ、胸倉をつかまれる。

かくの如くに艱難辛苦を乗り越えながらも、ジュエリーのトレンド観察に余念のないわたくしが、昨今よく目にするのが、今からご紹介いたしますような、可愛らしい、ちっちゃな指輪。まあ、こういうのが流行りだしてから、結構時間は立っておりますが、質屋というところ、なかなか旬のものは入ってこないので、これなんかも私共にとっては最新のデザインと言う事になります。

最近のこういった小ぶりなデザインの特徴の一つが、既存デザインのミニチュア化と言う点でございます。よく見かけますのが、婚約指輪の定番、6本爪のダイアモンドソリティアリングのミニチュア版。細いウデリングの頂上に細い針金のような爪に支えられ0.1キャラット前後の小さなダイアモンドあるいは他の色石が留まっておりまして、そのこじんまりした佇まいがまことに愛らしい。それをさらに同種のタイニーなりングと数多く重ね着け頂きますと、金満夫人が持てる全ての指輪を、持てる指全てにこれでもかとおつけ頂いた場合とは異なり、なんとも斬新、おしゃれな風情となるのでございます。

本日ご紹介のこちらも、そういった今風のタイニーな可愛らしい指輪ではございますが、こちらは、そういったものの中でも、ちょっと一ひねりの効いた商品なんでございます。

まず、こちらのデザインなのですが、これは典型的な色石の本格ジュエリーリングデザイン。中石があって、それをメレダイアがぐるっと囲み、それを支える腕上部にもダイアがずらっと並んでいる。こうしたデザインはサファイア、ルビー、アレキサンドライトなどの高級なオーバルカットの色石を留める場合によく使われるデザインなのですが、それをそのまんまミニチュア化してお洒落な普段付のファッションリングにしているわけなのですね。

しかし、それだけでは終わらない、この真ん中に留まっている石。一見サファイアとも見てとれる青い石ではございますが、なにやらサファイアにしては色が鮮やかすぎる。そうです、こちら知る人ぞ知る、といっても、あまり知る人とていない希少石アウィンまたはアウィナイトという宝石。

この宝石、同じく青い宝石ラピスラズリを構成する主要鉱物でもあるのです。左様、ラピスラズリから作る顔料を大量に用いた、かのフェルメールが愛したウルトラマリンの色そのものなのでございます。この宝石、単体としての存在は非常に珍しく0.1キャラットを超えるものは極めて稀。

この透き通った透明感あふれる鮮やかなブルーの宝石、一部マニアの間では垂涎の的。

この小さい結晶しか取れない希少石。そのサイズを逆手にとってこうしたタイニーなデザインに仕立て上げ、普段使いでお楽しみ頂けるデザインしたメーカーさんはエライ!

ただし、非常に繊細な石でございますから、扱いは慎重にお願いいたします。替えが簡単に見つかるような代物ではございませんゆえに。

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