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ハリー中野の宝石コラム

ミラーボールのような凄い指輪

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昭和のキャバレー、高い天井からぶら下がるは七色に輝くミラーボール。

ドサ周りの演歌歌手の着物の上に、はたまた悩ましく腰をくねらす年増ダンサーの肌の上にキラキラ輝く鱗のような光を降り注ぎ、酔客をますます夢見心地に追い込み、財布の紐を緩めさす装置。

当時まだ若造であったわたくし、まさか自分の甲斐性でそんな場所へ行くほどヒネても無ければ、余裕もないわけだが、お客さんや先輩などのお伴で覗いた、コッテリ豚骨スープのような大人の世界。まさに昔の日活の映画にでも出てきそうな雰囲気。未だあのような世界に繁華街へ行けばお目にかかれるのでしょうか?覗いてみたいが、未だに手元不如意。

という訳で、この度のご紹介は、ご覧の通りのまさにミラーボールそのまんまのダイアモンドリング。

このリング、ご覧の通りほぼ球体に近いボール状の石座に、綺麗にメレダイアが彫り留でパヴェセッティングされています。こういった球体にダイアを細かく留めていく作業というのは石留職人にとって至難の業。

なにしろ球体の面に沿って円やか、なだらかに、いびつに飛び出したところの無い様に留めていかねばならないのですから、これは石留職人にかなりの力量が無いとできない技。こういった石留の技術料って石留一個いくらの計算だから、こちら2キャラットものメレダイアを使ってますから、石留代だけで馬鹿にならない。

しかもこのセットされているダイアがまた美しいAクラスの石。いつもの事ながら、こう言った細かい原価を合計していきますと、自ずと最終的に高額なお値段が想像できるって寸法。

しかしご安心を。これもいつものセリフで恐縮ながら、中古の原価には、そういった細かい工賃やら、デザイン料なんて余計なものは全く計算されませんから、こんなにお安くご提供できるってこと。素晴らしい!

さて、キャバレーの天井で煌めくミラーボールはおじさんのノスタルジーをくすぐるレトロなものですが、こちらの商品は斬新、ユニーク、そしてよく目立ちます。

お洒落女子ならばこいつを小道具として、並み居るライバルたちに、一泡吹かせてやろうという闘争本能に火が点くのではないでしょうか?

こんな突飛なデザインを着ける勇気がないなどとしり込みしないで、さあ飛び込むのよ、あなたの知らない未知の世界へ!

 

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クリスマスプレゼントにうってつけ!ポンデのようなポンテのリング

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またも出ました国産イタリアンジュエリー、ポンテベッキオ!

どうです、お洒落でしょ、可愛いでしょ、そしてお安いでしょ?

もうじきクリスマス。こういうのを彼女や奥さんに送っといたら一年間、無事、無病息災に暮らせるよ。

さて、ポンテベッキオさんの説明は前にブラックダイアのリングをご紹介した際に行いましたのですが、ご覧になってない方のために、おさらいという事での、はいコピペ。

 

大量生産される国産ジュエリーブランドの場合はやはり洒落た横文字風の、欧米か?と突っこみを入れたくなる名前が多く見受けられます。その欧米風ブランドネームの代表格がこちらのポンテヴェッキオさん。

こちらの名前は、皆さまご存じイタリアはフィレンツェの観光名所、ヴェッキオ橋の名前そのもの。橋の上には多くの商店が立ち並び、商店街を形成いたしておりまして、数多くの宝石屋が軒を並べているそうでございます。

こうした、海外の宝石のメッカ、名所をブランド名に取り入れた日本の宝石ブランドの先駆けは、パリのヴァンドーム広場に因んだヴァンドーム青山さん。ヴァンドーム広場と東京の青山が合体したような、いかにも田舎者の憧憬を誘う、洒落たイメージではございませんか。

このポンテヴェッキオ、伊達に名前だけイタリアンな訳ではない。そのデザインは海外のブランドに伍して一歩も引けを取らない、完成度の高いもの。直営店の内装も非常に洒落ていて、図らずも一般消費者は海外のブランドと勘違いしてしまって、結局最後まで分からずじまい。

 

さて、こちらのお品なのですが、小さなボールが連なって出来たホワイトゴールドのリング。まるでミスタードーナツのポンデリングの様なポンテベッキオのリング。ややこしい。そのリングの上半分のボール部分にはそれぞれ小さいメレダイアが4本の小さな爪によって留められ、そしてその爪の間には、ミル打ち状の細かい細工が施してある。ダイアモンド1個の大きさが約0.017キャラットと言いますから、直径がだいたい1.6ミリほどの細かさ。

その小さいダイアをば、この微細な細工によって綺麗に横一列に並べている。この細かい細工、日本人ならではの繊細さを感じますね。レール留めや普通の爪止め、フクリン留めの並びがほとんどと言って良いこういった一文字タイプのリングで、このデザインは珍しい。

突飛なデザインではないのに人の眼を奪う新鮮さがございます。まさにこの点において伊達にイタリアンを名乗っているわけじゃないって感じの矜持というものを感じさせますね。

宝飾品不況が続く昨今、各メーカーしのぎを削って感度の高い、造りのしっかりしたものを作ってサバイバルに打ち勝とうとするする姿が、この商品一つからも見てとれますね。

頑張れニッポン!

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オモチャと見まがうキッチュなリング

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車やバイクが男の子のオモチャの延長ならば、宝石類は女の子のオモチャの延長。

 

玩具の宝石箱に赤青黄色のキャンディーの様な色とりどりのガラス細工のおもちゃの指輪やネックレスを入れ、時にはそれらを身に着け、いっぱしのレディーになったつもりで、お友達と大人びた会話を楽しむ、おしゃまな女の子。宝石好きの女性の皆さんには、そう言った幼い日の思い出があるんじゃないですか?

三つ子の魂百までなどと言いますが、幼いころに芽生えたヒカリモノへの関心、興味は歳を経るごとに衰えるどころか、益々高じ、長ずるに夜な夜な自らの宝石箱の閲覧が唯一無二、至上の愉しみとなりて、ジェムマニア一丁上がり!

そうした皆様の抱える悩ましい煩悩の元凶となった、ブリキ細工のチープなおもちゃ。そのレプリカともいえるのがこちらのリング。どうです、この堂々たるおもちゃっぷり!本物の宝飾品を模したおもちゃを、更に模した本物。凄くない!?

いややわ、お父ちゃん。こんなん玩具に決まってるやん。見たらわかるやろ、こんな本物あるわけないやん。それにうっとこの家に本物の宝石買える余裕みたいなもん無いのん、毎月、給料明細もらってるお父ちゃんが一番良う知ってるはずやん、よー言わんわ」 と夫に隠れてひそかに買った宝石の正体を誤魔化すために、わざと玩具っぽくしているわけでもないのです、こちらの指輪は。

昨今のファッションはサブカルチャーなどと絡み合い、もつれあい、実に複雑多岐に細分化され、ゴスロリなどと呼ばれるファッションスタイルに代表されるような、実にマニアックなスタイル、風情を楽しむ境地に突入しております。日常の身を彩るといったこれまでの服飾の常識を超え、仮装、変装、メタモルフォーゼの、非日常の世界へ踏み込んで、目覚ましい進化を遂げているのでございます。

もちろん、それに呼応し、身を飾る装飾品も様々なスタイル、様式に細分化されてきているのが昨今の事情。アンティーク調から近未来派、ゴージャスからタイニー。非日常から異次元。伝説からアニメの世界と様々なこだわりを持った趣味人に対応すべく、マーケティング、マーチャンダイジングはもう大変。

さてこちら、まるでリカちゃんの着せ替えセットに収まって入るかのような指輪。これは、ファッション用語で言うところの 「キッチュ」 。あえて悪趣味、チープ、キモイものを積極的に使用し楽しむ美意識。諧謔やパロディーをその精神の支柱とするポッポカルチャーの産物。悪趣味がお洒落。無粋が粋。まさに傾奇者(カブキモノ)の精神そのものではございませんか。

たっぷり贅沢に金地金を使い、綺麗なピンクサファイアを中石に据え、クリアーなメレダイアを使用してまで、わざとこの一見チープなリボンモチーフの玩具っぽいリングを造ったメーカーのちゃらけた心意気、どうぞそこんところをお汲み取り頂きまして、お洒落番長の親分さんには、これを用いて存分にカブいて頂きたいものでございます。

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ヒョウ柄リングよ全国区へはばたけ

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テレビ番組の街頭インタビュー。大阪の場合、おっちゃんの街の声を聴きたい時は西成は通天閣周辺。おばあちゃんの場合は当店地元の駒川商店街と相場は決まってます。

こちら駒川商店街こそは、まさに、こてこてナニワのオカン発生の地。ヒョウ柄衣装にパンチパーマあてたおばちゃんがさすべえ付けたママチャリにスーパー玉出のビニール袋前カゴに入れて、ぞろぞろ歩いてはります。自転車乗車禁止やからね。

知り合いにでも出会おうものなら周囲に忖度することなくその場に立ち止まり、大声で世間話。

「アンタどないひたん、最近見ーひんゆうてみんな心配とったとこやん、どないひたん?」

「いや、ちゃうねん。こないだ医者いたら、あんた、シューツせなあかん言われて」

「へー!そらえらこっちゃがな。シューツってあんた癌か?」

「あほな事言-ないな、縁起でもない、デンボや、デンボ。おいどに大きデンボでけて」

「なんや、デンボかいな、しょーもない」

という訳で、今回は関西限定、ナニワのオカンが泣いて喜ぶヒョウ柄のリングでございます。

とはいえ、勿論全国津々浦々、ナニワのオカンの不躾な態度、あたり構わぬ大声、馬鹿笑いなどといった特質に眉を顰める方が多々おられる反面、少数派ながら根強いシンパの方がおられるのもまた事実。そういったナニワのオカンの隠れファンの方々にも是非お勧めしやんとあかんのがこの指輪でおま。

まあ、見とくなはれ、この柄を。もう絵にかいたようなヒョウ柄。しかしこれは何も絵の具やペンキで描いた絵ではございません。なんと、ブラックダイアとイエローダイアの石留の妙によって浮かびあがった豹の紋様。まあ、一口にヒョウ柄と申しますが、実際には、これに類似する虎柄、ジャガー柄、ゼブラ柄、蛇柄などもこの範疇に加えられ、一つのカテゴリー、アニマルプリント全般をひっくるめてヒョウ柄と呼ばれているのが現状でございますが、これは正真正銘の豹、パンサーの柄でございます。

さて、なぜにこのヒョウ柄がナニワのオカンには絶大なる人気を誇っているのでしょうか?

まず、第一に考えられるのがこの黄色と黒の配色。関西で黄色と黒と言えば言わずと知れた阪神タイガースのチームカラー。オトンに劣らず熱烈タイガースファンのオカン。ファン必携のタオルをはじめとする様々なタイガースグッズ。やはりコーデの面からもこのチームカラーにマッチするもので無いといかん。

では、なぜ色合いはともかく虎が豹になるのか?いえいえ、もちろんちゃんと虎柄も有るにはあるのですが、この虎柄、デザインに組み入れるには縞模様の起点と終点がはっきりしているがため、なかなか難しい。その点このヒョウ柄は基本ドッツ模様ですからデザインへの応用が簡単。

まあ、虎でも豹でもかまへんねん、黒と黄で強そうやったらエエネン。という鷹揚なオカンの包容力によって育まれたこのヒョウ柄。いまや押しも押されもしない浪速女の代名詞として不動の地位を得ておるのでございます。

多分地域限定で作られたであろうこの指輪、あえてこれをこの度全国区へと解禁致し、浪速オカンスピリットのおすそ分けを、全国虎ファン熟女へ向けて、と考える次第であります。

てか、発想の転換で若いイケイケお姉ちゃんがクラブとかで着けたらバエルんじゃない?

知らんけど?

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アントニーニのアートなイヤリング

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アントニーニと言うからにはどう見てもイタリアのブランドでしょう?

でも、ポンテベッキオの例もあるし、ひょっとしたらジローラモの皮をかぶった甲府のおっさん?まさかの日本製、いや韓国?中国?と疑り深いわたくし、ググってみたらこれは本物のイタリアンジュエリー。1919年にミラノで創業、100年以上続く歴史あるジュエリーブランドとあります。

イタリアと言うだけで開放的でお洒落なイメージ。なにせすべての道はローマに続くといわれた古代ローマ帝国の子孫にして、レオナルドダヴィンチをはじめとする芸術家、ジョルジョ・アルマーニを始めとする有名デザイナーを多く輩出している芸術と文化のお国柄。

なんつったって、元祖ルネッサーンス山田ルイ53世ですから、こりゃもう大変なもんでございます。

なにせイタリア、車のメーカーですらアルファロメオなんて、名前からしてカッコイイ。またそのエンブレムも凄い。蛇がとぐろ巻いて赤い舌なんぞ出してやがるんだから、もうわけわかんない。このぶっ飛んだ感性、トヨタ、日産、ホンダなんてのが束んなったって敵わないよ、性能面は別として。

しかし、単にこけ脅しのイタリアンネームにゃ、おいそれとは騙されないぞ。MADE IN ITALY に寄りかかった粗悪品も結構出回っているのがイタリアのイタリアンたるところ。はてさて、こちらのお品はどんな具合でございましょう。

うーっむ、これはなかなかのイタリアン具合でございますぞ。ご覧召され、このなんとも言えないフォルム。いかにもフリーハンドで描いた図柄をそのまま3次元の形に仕立てたようなアートな感じ。こういうモノはなかなか生真面目で杓子定規の日本人には真似できません。細部のいちいちまで細かい数値で表し、きちっと図面を引かないと物が作れない。

ところがこれなんぞ、デザイナーがワイングラス片手にがササっと描いたデッサンなんかを元に、職人がその意をくんで、ワインボトルラッパ飲みしつつ、サッサとデザインの原型を拵えた感じじゃないですか。外枠の形と内側の穴の形が微妙に異なっていて、この穴自体がムンクの「叫び」の叫んでる人の口の形の様でもあります。でも、この一見アンバランスな奇妙な容姿でございますが、何とも言えないアートな雰囲気と、手造り感が出ていませんでしょうか?もちろん有名ブランドだけあって、内側の穴の上下の淵だけ幅広く滑らかにとってあったりと、細部の拵えはきちんと仕上がっているところだけは、逆にイタリアンぽく無いのかもしれませんがね。

まあ、全体的な姿を改めてご覧いたがきますと、ランボルギーニのセクシーなフォルムにも相通ずる、まさにイタリアーノって感じの豊かな感性が満ち溢れているのがお分かり頂けることと存じます。。

最近はピアスばかりで、ろくなイヤリングはありゃしない、とお嘆きのそちらのマダム、これなら文句は御座いますまい。痛い目して今更ピアス開けるには及びませんよ。

チャオ

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ミニチュアハイジュエリー ダイヤリング

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さて、前回に続きましてのミニチュア宝石シリーズ。今回は王道ダイアモンドリングの巻き。

ペット犬の世界ではミニチュアダックスやらマメシバやら、犬のミニチュア化が活発で、何でも小さくしてしまう傾向にございます。元々小さいチワワですら、さらに小さくしちゃおうってことで、もはや手乗り犬。たまにオリジナルの大きさの、例えばプードルなんかを連れてるのを見かけると、トイプードルとのあまりの大きさの違いにビックリしてしまいます。

そのうち、ミニチュアセントバーナードやスモールグレートデンなんかが出回るんじゃないでしょうか?スモールのグレートてのもなんか変ですがね。

なぜこうもワンちゃんを小さく、ミニサイズに改良していくんでしょうか?まあ、見た目可愛らしい、愛らしいってのは当然あるんでしょうが、そればかりではございません。まず、大きい犬は言うに及ばず、中型犬ですら、行動の制御が難しい。訓練の行き届いた、おりこうさんのワンちゃんなら良いのですが、ウチのみたいな我儘甘えん坊な犬の場合。散歩途中で散歩を放棄して座り込んじゃったりすると、大きい犬は大変。その点小型犬なら、いつもわたくしが行っている様に、抱きかかえて移動できます。まるで犬の下僕のような有様ですが。

また、経済的な観点からも小型犬は断然お得。大型犬ともなりますと食べる量も半端ない。貧しい家庭だとまるで犬に食わす為に旦那さんが汗水たらして働いてるようなことなってしまいます。

つまり、小型犬人気の秘密は、可愛い、扱いやすい、費用が掛からないこの3点に集約されるわけですが、これと同じ理屈がミニチュアリングの魅力にも当てはまるのでございます。

さて、今回ご紹介のこちらのリング。これは本来なら、大粒エメラルドカットダイアモンドの3個並び、ラージメレ取り巻き、ウデダイアと言う典型的なゴージャスダイアリングのデザインで、いかにも老舗宝石店奥のショウケースに鎮座まします、お店の顔ともいえるようなデザイン。もしこの中石1個だけで2~5キャラットほどありました場合の話ですが。

しかし、こちらのリングの石目、全体でわずか0.5キャラット。中石はぱっと見ですが0.1~0.2キャラット程でしょうか。これが、もし本来あるべきサイズですと、凄く豪華で迫力ある見かけとなるのですが、どうですこのサイズになるとなかなか可愛らしいじゃないですか?こんな本格的ハイジュエリーをミニサイズにする遊び心、洒落てませんか?本来のサイズなら、おつけ頂くにもTPOが限られてまいりましょうし、年齢もある程度のふさわしさ、いう括りがあろうかと思いますが、小さくなったことでそういった制限がすべて取り除かれる。そう扱いやすくなったんですね。誰でもどこでも気軽にお着けいただける。いいでしょ?

そして、経済効率。これのオリジナルサイズなんかになりますともう車並みのお値段。指輪一本分で車一台が買えてしまう。場合によっちゃ輸入高級車に匹敵する事すらございます。しかしこれなんかどうです、中古ということも手伝ってもう自転車並みのお値段だ。

これなら、いくらだって買えちゃう。さあ、早い者勝ち、こういう旬のデザインは中古じゃなかなか出ないんだから、掘り出し品だよ!お買い物かごへGO!

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アイーンちゃいまんねんアウィンでんねんのタイニーリング

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職業がら、電車なんかに乗っておりますと、ついついご婦人のお手元の指輪に目が行ってしまいます。たまに珍しい指輪やピアスなどに出会いますと、我知らず凝視してしまい、たまにお相手に気づかれ、不審人物かと怪しまれます。

指輪の場合は窃盗犯と間違われるのか、ご婦人方は片方の手でそっと指輪をお隠しあそばす程度で済みますが、これが耳飾りや胸元のネックレスなんぞになります話はややこしくなります。そのような場合、そのジュエリーを狙っている盗人という風には解釈されず、そのご婦人自体に目を付けた好色漢、不逞の輩という風な解釈をされる方が多いようでございますな。ある方は車両を移り、ある方には鬼の形相で睨めつけられ、ある場合は後ろから屈強なオヤジが現れ、胸倉をつかまれる。

かくの如くに艱難辛苦を乗り越えながらも、ジュエリーのトレンド観察に余念のないわたくしが、昨今よく目にするのが、今からご紹介いたしますような、可愛らしい、ちっちゃな指輪。まあ、こういうのが流行りだしてから、結構時間は立っておりますが、質屋というところ、なかなか旬のものは入ってこないので、これなんかも私共にとっては最新のデザインと言う事になります。

最近のこういった小ぶりなデザインの特徴の一つが、既存デザインのミニチュア化と言う点でございます。よく見かけますのが、婚約指輪の定番、6本爪のダイアモンドソリティアリングのミニチュア版。細いウデリングの頂上に細い針金のような爪に支えられ0.1キャラット前後の小さなダイアモンドあるいは他の色石が留まっておりまして、そのこじんまりした佇まいがまことに愛らしい。それをさらに同種のタイニーなりングと数多く重ね着け頂きますと、金満夫人が持てる全ての指輪を、持てる指全てにこれでもかとおつけ頂いた場合とは異なり、なんとも斬新、おしゃれな風情となるのでございます。

本日ご紹介のこちらも、そういった今風のタイニーな可愛らしい指輪ではございますが、こちらは、そういったものの中でも、ちょっと一ひねりの効いた商品なんでございます。

まず、こちらのデザインなのですが、これは典型的な色石の本格ジュエリーリングデザイン。中石があって、それをメレダイアがぐるっと囲み、それを支える腕上部にもダイアがずらっと並んでいる。こうしたデザインはサファイア、ルビー、アレキサンドライトなどの高級なオーバルカットの色石を留める場合によく使われるデザインなのですが、それをそのまんまミニチュア化してお洒落な普段付のファッションリングにしているわけなのですね。

しかし、それだけでは終わらない、この真ん中に留まっている石。一見サファイアとも見てとれる青い石ではございますが、なにやらサファイアにしては色が鮮やかすぎる。そうです、こちら知る人ぞ知る、といっても、あまり知る人とていない希少石アウィンまたはアウィナイトという宝石。

この宝石、同じく青い宝石ラピスラズリを構成する主要鉱物でもあるのです。左様、ラピスラズリから作る顔料を大量に用いた、かのフェルメールが愛したウルトラマリンの色そのものなのでございます。この宝石、単体としての存在は非常に珍しく0.1キャラットを超えるものは極めて稀。

この透き通った透明感あふれる鮮やかなブルーの宝石、一部マニアの間では垂涎の的。

この小さい結晶しか取れない希少石。そのサイズを逆手にとってこうしたタイニーなデザインに仕立て上げ、普段使いでお楽しみ頂けるデザインしたメーカーさんはエライ!

ただし、非常に繊細な石でございますから、扱いは慎重にお願いいたします。替えが簡単に見つかるような代物ではございませんゆえに。

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ギメル アレキサンドライト ナウシカを蘇らせる王蟲の指輪

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今から20年ほど前、わたくし、今は無くなってしまいましたが、大阪の南船場にあったAGTという宝石鑑定、鑑別、教育機関にてGIA GG 資格取得の為、仕事の合間を見つけては嫌々通い、色石の鑑別訓練等の指導を受けておりました。
ある日、トイレの為中座し、帰ってまいりますと受付に、頭の先からつま先まで寸分の隙もない、一目で高級素材と知れるツヤ感のあるゴールド色、シワ一つないスーツに身を包んだ紳士が、これまた一目で高級カーフ素材と思われる赤茶色のビジネスバッグを携えちょうど訪れたところ。そしてこれも、いかにも高級紳士らしい、よく通るバリトンで
「お邪魔します。ギモー商事の○○でございます」と挨拶されました。
 
教室の戻った私、大阪では滅多にお目にかかれない高級紳士の素性がやたら気になり、私と同様、資格取得の為に通ってる、実家が宝石商の年下の同級生に尋ねたのでございます。
「なあ、ギモー商事って知ってる?」
「ええ、ギメルさんでしょ?」
「なに、ギメルさんて?」
「ええーっ!ギメルさん知りませんの !? 業界でギメル知らん言うたらモグリですよ。なんせオーナーさん、芦屋のお金持ちのマダムでありながら、妥協を一切許さん、品質にこだわったジュエリーを作り続け、日本のメーカーとし初めて、サザビーズだかクリスティーズだかの表紙飾ったいうほどの凄い会社なんです。ホンマ知りませんの?」
「へー!そうなん。初耳やけど、今その会社の人見かけてんけど、ピシーッとしてはって、社員の身だしなみにも一切の妥協が許されてなかったわ。俺なんか絶対続かんな」
「その前に、雇ってくれませんよ」
 
これが、私が初めてギメルの名に接したエピソード。実際その後古物業界に身を置くようになり、稀ではありますがギメルさんの商品を目にする度に、その完成度の高さ、各々の宝石の高い品質に目を見張ったものでございます。
 
今ではギメルさんの名声はすでに広く一般の知るところとなり、宝石にご興味のある方なら当然ご存じのことと存じますが、さらに詳しくお知りになりたい方は、スマホ等でググって頂きますと致しまして、紙面の都合上、本題へ入りたいと存じます。
 
さてこちら、ギメル人気の定番、石留ハニカム構造のパヴェリング。ハニカムたってなにも恥ずかしがってもじもじしているんじゃない。指輪の石留の裏側が、石が綺麗に収まるように、ハチの巣状に綺麗に仕切ってある。しかも見えない裏側なのにちゃんとブライト研磨を施してあり、少しでも多くのライトリターンを狙ってます。
留まっております石は言うまでも無くピカイチのダイアモンドとアレキサンドライト。ダイアは色、クラリティー、カットどれをとっても申し分のない、国内では入手困難と思われる最上級のメレダイア。しかも石留においてはすべてのダイアのカット面の向きが、あたかも北朝鮮の歩兵かくやというほどにピッタリと一致してしているのです。そして、このアレキサンドライト、すべてカボッションに加工されてるのですが、これら色味の良いのもさることながら、全て内包物の無いクリーンな石。通常色石をカボッションの加工する場合は内包物の多い濁った石を使うのが一般的。これは、たぶんファセット加工してある綺麗な結晶をあえてカボッションにリカットしたに相違ございますまい。しかも、色、変色性が高品位でピタッと見事に一致してるのです。材料の選定は一個一個オーナー自ら行ってらしゃるという拘りが、こういうところに如実に伺えます。
 
普通、こういったパヴェ形式のリング、ダイアモンドと色石のコンビネーションで拵える場合は、大体カットの様式もダイア、色石同様にそろえるものなのですが、これはどういう訳かアレキサンドライトだけがカボッションになっております。その結果、文字通り綺麗に敷き詰められたダイアの石畳の上にアレキサンドライトだけが飛び出して、ひと際目立つようになっているのでございます。
地味なアレキをこういう形で引き立ててやって、全体のバランスをとっているのかもしれませんが、その結果このリングの見た目、アニメ「風の谷のナウシカ」に出てくるオームの多数の目を持つ頭部を彷彿とする外観となっているのです。しかもオームの眼、普段は青なのに感情が激すると赤に変わるという。ひょっとして、ここいらあたりにオーナー婦人の隠れた製作の意図があるのかも。
まさかね?
いずれにいたしましても、気に入った宝石材が入手できないなら商品は作らないという、オーナー様の頑固なこだわりのお陰で、需要があるのに入手困難なギメルさんのお品。以前も遠方からギメルさんのお得意様がインターネットで当社が出品しております同社のお品を見かけ、自らメルセデスベンツを駆ってすっ飛んで来られました。
 
なにせ、質屋には最も縁遠い客層の購入されるギメルさんのお品。これを掘り出し品と言わずして何と申さばよろしかろう?
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白雪姫をも目覚めさせる眩しい林檎

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アップルと言えば、まず思い浮かぶのはiPhoneのアップルコンピューター。
しかし、我々ビートジェネレーションはアップルと言えば、ビートルズのレコードレーベル、アップルレコードが先ず念頭にうかびます。
日本では東芝EMIが発売元でしたね。昔の黒いビニールのレコード盤の真ん中に青りんごの図柄、A面がリンゴの皮つき側面図、B面が半分に切った側面断面図で遊び心があって斬新でした。
 
そもそも、なんでリンゴなんやろ?」
「そりゃ、リンゴ・スターがおるからちゃうん」
と言うのが定番のジョークやったんですが、スティービーワンダーの名曲 You are my sunshine of my life の一節に Apple of my eye というくだりがあります。
これはとても大切な人や物を形容するときに使う慣用句やそうで、日本語でいう目に入れても痛くない、というほどの意味だそうですな。ひょっとするとこんなところがネタ元かもわかりません。
 
といろいろ詮索いたしておりまと、天国からジョンが降臨してまいりまして
「勝手な出まかせ言うんじゃねーよ。陳腐な解釈などまっぴらだぜ。アップルの語感と見た目のクールさだけでポールと俺で決めたのさ。リンゴなんてなにも関わっちゃいないし。アップルのノートパソコンの蓋のリンゴのマークもクールだろ?畜生パクリやがって!」
 
わっ!ふと我に返るとこのペンダントが眼前に。そや、このペンダントの事を書こうと思って色々思慮を巡らせてたらジョンレノンまで飛び出してきた。あーびっくりした。第一あのおっちゃん天国なんか無いと想像してご覧言うてたんちゃうん?
 
という訳で、こちらのリンゴのペンダント。ジョンに言われて初めて気づいたんですが形自体が非常にいいですよね、リンゴの形ってバランスが良くて可愛らしい。そう思いませんか?
 
それでもエライ高いやん。中古でそれっておかしない?ぼったくってんのちゃうん?とお叱りの声が画面の向こうより聞こえてくるような気がいたしますが、またジョンか?
 
いえいえ、こちら、いたずらに高いわけではございません。
このお方をただの越後のちりめん問屋の隠居と思ったら大間違い。恐れ多くも…恐れ多くも実際の正体はよくわからないのですが、ダイアモンドの品質が半端なく素晴らしい。
このリンゴの表面びっしり覆った2.1キャラットのダイアモンド、海外のブランドジュエリーに使われているダイアモンドに一歩もひけをとらない極上のメレダイア。業者間の取引価格で申しましてもガイの10万は下らない、つまり1キャラットあたりの価格が10万を下回る事は無いような代物。という事は当然、輝きも半端ない。
 
こちら想像するに、現在はペンダントトップのみの状態でございますが、元はネックレスも付いた状態で、そのネックレスにこの凄い品質を裏付けるブランドなりメーカーの刻印があったのではないでしょうか。
金性刻印がPt900ですから国産のものだと思われますが、元は由緒ある国産メーカー、ブランドが展示会用か何か、富裕顧客層向けにあつらえた品物に相違ありますまい。
 
実物をお見せできないのが残念なくらいの輝きは、毒入りリンゴで深い眠りに落ちた白雪姫を一瞬にして目覚めさすくらいの威力ででございますよ。
さあ、躊躇いは捨て、買い物かごにすすむのです。
 
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花は女か男は蝶かというくらいのフラワーデザイン

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この度ご紹介いたしますのは、特に有名ブランドとか言うのじゃございませんが、そんなのに匹敵する高品質のダイアモンドリングでございます。
 
ご覧頂いておりますこちらのリング。指輪のデザインで申しますとフラワーモチーフのデザインなんて呼ばれるタイプで、ご覧のとおりダイヤが5つ集まってお花のような模様を形づくっています。
このお花のモチーフは実に種々雑多、複雑多岐にわたっております。こちらのお花は花びらが5枚ですが、3枚、4枚、6枚、8枚、10枚とパターンはいくらでも増えていき、さらにはこれを十重二十重と更にダイアモンドで取り巻いてヒマワリみたいになったのまでございます。
 
さて、何故にこのフラワーモチーフがかように多いかと申しますと、言うまでもなく、女性に圧倒的に人気の高いデザインだからでございます。
花・ハート・星これらはジュエリー業界のみならず女性が手にするあらゆる商材に見受けられる人気のモチーフ。なにせズバリ「花とゆめ」という名前の少女向けコミック雑誌があるくらい。そうよ、なぜなら女の子は夢とロマンで出来てるからなの、うふ。
 
では、こちらの商品をじっくり見て参る事に致しましょう。
通常、この様なフラワーモチーフの指輪に多くみられるデザインはリング中央にメインとなるダイアなり色石なりの集合したフラワー模様をデンと配し、左右対称のデザインで腕にメレダイアを散らすといったものが圧倒的に多ございます。あとはそのお花をどれだけの大きさにするのか、腕の太さはどうする、脇石のダイアはどうといった範囲での変化で、まあ基本ワンパターンなんですが、こちら、どうです?そんなありきたりなデザインじゃございませんよ。
 
さて、まずご注目頂きたいのがこちら、指輪でありながら輪っかになっていないんです。当然指輪としてつながっているはずの指輪上部が引っ付いてなく、右から来たウデと左から来たウデがすれ違って別々の方向に生き別れ。そして、その別の方向に延びていく腕の片方の先端に何とダイアのお花があたかも、枝先の花一凛という風情でとまっているのでございます。
そしてそれぞれ左右のウデにもダイアモンドが等間隔で留まっているのでございますが、これも左と右とではそのダイアの留め方が違うのが写真でご確認いただけますでしょうか。
そしてお花部分のダイアの留め方にご注目下さい。非常に細かく密集した爪で花の輪郭にあたる外周部分のみダイアを押さえているのです。内側の部分は、花の中心、めしべにあたる少し小さめのダイアの石座の部分が共有爪の働きをして、この部分で外側の全てのダイアを動かないように押さえているのです。いやー、めったに見ない凝った造りでございます。
 
さて、肝心のダイアモンドでございますが、これがまた凄い。留まっているダイアモンド、メレサイズとはいいながら、なんと全てハートアンドキューピット。業界では略してハートキューなどと呼ばれる極めて優れたカットのダイアモンド。このハートキューを簡単にご説明いたしますと、ダイアの形を決定するカットが、上下左右完全に対象性を保っており、よって光の反射が均等にバランスよく放射されるのです。しかも良いのはカットだけではございません、カラー、クラリティーこちらも無色で気になる内包物もほとんど見えません。まあ、質のいいダイアだからこそハートアンドキューピットに仕上げるんですがね。
 
これだけの品質のダイアを使った集合石のダイアモンドリングは国内のメーカーではあまり生産されることがございません。ノンブランドのリングはいくら品質が良くても高すぎると売れませんからね。では、こちらリングの正体はなにかと申しますと、リング内側、K18WGの刻印の隣にブランドのホールマークの様な模様が打刻されております。このマークそしてこの品質から想像するに、こちらは国内宝飾品メーカーのプライベートブランド、あるいは規格品で、高感度、高品質を謳い文句にハートアンドキューピットカットのダイアモンドを宣伝の前面に押し出し、小売店などとタイアップして売り出された商品群の一つでありましょう。
小売店のお店の一角にその商品群のワンコーナーを専用スペースとして確保してもらい、値打ちを付けて結構な高額で販売されていたものと想像されます。
そういう訳で、海外ブランドに対抗して品質で勝負に出た、国産だけど高品質、高感度のこちらのお品、まさに質屋の掘り出し品として自信をもってお奨め申し上げる次第でございます。
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