ホーム>スタッフブログ>ハリー中野の宝石コラム

ハリー中野の宝石コラム

メキシコオパール原石リング

2020711101613.png

さて、本日ご紹介いたします商品は、 こちらのメキシコオパールのリングでございます。           

この石はメキシコオパールの中でもオレンジの色に因んでファイアーオパールと呼ばれるタイプ。大体オパールという宝石はメキシコオパールだけにかぎらず、大方のもはカボッションカットというお饅頭のようなドーム型にカットされるの事が多いのですが、こちらご覧のようにカットすらされていないほぼ原石のまんまの状態。

これは珍しい!

そもそもオパールという宝石は岩石と岩石の隙間にできるので、薄い層のものはボルダーオパールといって岩石ごと宝石材として切り出され、オパールが薄く張り付いている方を表面にし、底にあたる岩の部分は母岩と呼ばれます。 また、メキシコで採れるカンテラオパールというのは全体が岩でおおわれていて、その一部分の岩がはがれて中身のオパールが露出し、あたかも昔、炭鉱の照明器具として使われていたカンテラのような風情を漂わせるところがその名前の由来。

さて、このメキシコオパールもきっと最初は全体に、あるいは、部分的に岩石に覆われていたカンテラ状態ものと推測され、その層が薄く剥離しやすかったので、このようなナチュラルな原石状のまま取り出せたのではないでしょうか?そしてこれを更にカボッションなどにカットすると非常に小さなピースになってしまうため為、そのままの状態で商品化したものと思われます。

この商品を制作したメーカーの仕入れ担当者はきっと、原石のままの面白さに魅力を感じこの石を仕入れたのでしょうが、この石を回された製作担当部署はきっと頭を抱えたことでしょう。「こんなんどないせい言うねん?既成のキャスト枠には当然納まらんし、デザインもこの石の個性を殺す事なくかつ、奇をてらうことなく一般大衆にウケるようにて、キッツイなー!」

その結果がこちら。一見手作り風でございますが、私の見るところ、リングのベースになる部分は既存のキャスト枠を使いリング上部の中石とダイアの脇石がごちゃごちゃーっとちりばめられている部分を手作りで補ったようにおもわれます。

一般的にこのような変わったデザインはその分製作コストもかかっているのと他に比較するものが無い為、高値で販売されている事がほとんど。ただし質屋がこれを買取る時はそのような諸々の諸事情を忖度することなく、地金と石の値段を合計するだけ。だからこんなに安くご提供できる。そんなからくりでございます。お奉行様。

 

チャーのてんとう虫ピンブローチ

20207812192.png

さて、本日ご紹介いたします商品は、急遽予定を変更しこちらのチャーのてんとう虫ピンブローチでございます。

なんで急遽予定を変更したかと申しますと、つい先日ご紹介させて頂いた同メーカーのヤドカリブローチが早速売れちまったからなんです。まさか、このブログを読んでくださった方がお買い上げ頂いたなんてことも無いでしょうが、やっぱ良いものをご存知の方は全国津々浦々におられ、ネットショッピングの掘出し品を狙って虎視眈々と目を光らせておられるのでございましょう。

さて、前置きが長くなりましたが、今回のCHARの掘出し品はこちらのてんとう虫のピンブローチ。ヤドカリくんも可愛らしかったですが、こちらは、ルビの赤が映えて一段と華やかな感じでございます。

さて、前回もご紹介いたしましたCHARホームページからの抜粋

”本物の崇高な美しさ、そのジュエリーを身に着ける 喜びを多くの人と分かち合いたい。

CHARはこんな思いから生まれました。

クラシカルなデザイン、ジュエラーとしてのプライドと妥協のない精神で選び抜かれるジェムクオリティーの素材。

宝石の美しさを追求することがCHARの永遠のテーマです”

 この言葉通り、世界最高水準の完成をテーマに、最高の素材、最高のクラフトマンシップがこのてんとう虫にも注ぎ込まれております。

まず目を引くのが、なんといってもてんとう虫のドッツ模様に使われておりますこのルビー。

ルビーの最高品質を表現するお馴染みの言葉“ピジョンブラッド 鳩の血色”とは一体どんな色ですか、ってよくお客様にご質問を受けるんですが、色を言葉で表現することは極めて難しく、実物を見てもらうしか無い。しかしこの子がいる限り安心。まさにクリムゾンレッドの蛍光反応鮮やかなミャンマー産ピジョンブラッドのルビーが惜しげもなく使われているのです。しかもこの3個のルビー、同じ石から切り出したかと思われるほど色、テリがピッタし揃っている。そして周りのメレダイアがこれまたヤドカリ君と同じくFーVS―VGアップ。ホントはもっと凄いんだと思うけど、ルーペと老眼の限界、ご容赦ください。

しかし本当に驚くべきはこのような最高の素材をどうやって集めているかというところ。安い宝石材はいくらでも入手できるのですが、良いものは当然たくさんの量が取れないのに加え、世界の名だたるジュエリーメーカーが金に糸目をつけずに奪い合う。良い宝石材を仕入れるのは実はとっても大変なことなんです。きっとこのメーカーさんは独自の強力な仕入のルートがあるのではないでしょうか。

こんなオモチャのバッジの様なものを、最高品質の素材と技術で作り上げる遊びごころ。それが成熟した大人の感性にヴィヴィットに呼応するのか、有名百貨店外商部が主催するVIP客相手の宝石展示会では結構な人気だとか。

奥様のお供で展示会に訪れたご主人が奥様のお勧めで「あなた、こんなの襟に着けたらおしゃれよ」なんて言われてご主人も、奥様のお買い物のついでにご購入するパターンが多いんでしょうね。

でも、お姉ちゃんにモテようとなんて下心出して、迂闊に所謂、接待を伴う夜の飲食店などに着け行くと大変。お姉ちゃんは、あなたを見る眼差しとはまったく異なる獲物を見つけた獣の目でこれを捕捉し。早速「これ、カワイイー!頂戴、ネーッ!ちょーだいってばー」。強奪される事間違いなし!いいものは誰が見ても良いんですから。

そうそう、ヤドカリが売れたら早速てんとう虫が出たんで、まだまだ他にもいっぱいCHARの製品があるんでしょう?なーんて思われたら大間違い!これが最後の1点。次の入荷は全く望み薄。だって基本こういうの買う人って質屋とは無縁の富裕層。2個もあったのが奇跡的なんです。という事で早い者勝ち!

 

オリジナル ボディピアス

20207595421.png

さて、本日ご紹介いたします商品は、こちらのボディピアス。

こちらの商品は当店が自信をもって作成致し、ご提供するオリジナルジュエリーなのでございます。

質屋のオリジナルジュエリー?なんですかーそれ?

という事で、今回は弊社のオリジナルジュエリーの秘密を解説していきたいと存じます。

通常、宝飾品メーカさんの場合、製品を作るには、中石はそれぞれ専門の業者さん、脇のメレダイアは専門のダイアブローカー、そして枠は大体自社工場で鋳造し、これらを最終的に合体させ商品に作り上げていくというのが、大まかな製作の流れかと存じます。

当店のオリジナルジュエリー製作の流れは当然こんな大掛かりな作業ではなく、基本的にはお客様から買い取った商品を再利用して作っていきます。

お客様から買い取ったり、質流れになった商品は、その商品の外観を見てそのまま新品仕上げを施し、販売に回すもの、品質、デザイン、価格帯等の理由から業者売りに回すもの、そして地金枠部分の破損や石の欠け、欠損があり商品として再生できないものを石と地金部分に分けて処理する、大まかに言って以上の3つの方法がございます。

この最後に挙げた作業ははツブシともいい、文字通り商品を潰してしまう訳なんですが、リング枠などの地金部分は曲がってようが、ちぎれていようが地金の値打は変わりないのでそのまま処分できるんです。

さて、残るは中石やメレダイア。割れたり欠けたりしている物はどうしようもないんですが、原型をきちんととどめ、ある程度の品質の物はどうするかと申しますと、普通の質屋ならこれろをまとめて業者さんなんかに売ったりするんですが、当店ではこれらを用いオリジナルの製品を制作してるのです。

凄いでしょ!  

さて、どのように商品にしていくかは、それぞれの素材によって異なりますが、多くの場合いは出来合いの空枠、つまり中石や脇石のセットされていない指輪やペンダントなどの貴金属で作られた土台に、適宜それぞれのデザインに合いそうな石をセットするといった方法をとります。

しかし、こちらのボディピアスはちょっと凝ったことしてるんす。

まず、ボディピアスを作ろうという意見が女性スタッフより出ました時、ジュエリークォリティーのボディピアスがあまり出回っていないせいか、出来合いの空枠がなかったのです。そこで、こりゃ枠から誂えなくちゃいけねーとなり、 生野の巨匠、名人宝飾職人小川先生にご相談申し上げたところ、リーピートの効くように、原型を作って鋳型をとり、鋳造するキャスト枠にいたしましょう、と本格的な話になってしまったんです。

リピートがないと、初期投資が分散されないというリスクを背負いながらも、恐る恐る製作致しました本邦初、質屋が造るボディピアスもお陰様でコンスタントにはけて行き、こちらのものはリピート2回目の製作品でございます。前回は試作品ということでダイアの18金枠の物しか拵えなかったのですが、今回はダイアに加え、ルビー、サファイアをそれぞれ18金とプラチナ枠に留め、ラインナップも増やしておりますので是非とも第三弾にたどり着けますよう、皆さまにはジャンジャンお買い求めいただきたいものでございます。 

しかし、日本広しとはいえ、こんな事してる質屋他に無いと思うんやけど 。 

チャーのサファイアヤドカリピンブローチ

20207210101.png

さて、本日ご紹介いたします商品は、こちらチャーのヤドカリをモチーフとしたピンブローチでございます。

チャーって何?と訝る方も多くおられる事かと存じますので、まずはそこから。

チャーとは広島県に本社を構える飾品製造会社 株式会社プリンセスさんのオリジナルジュエリーブランドの名前。なーんだ国産か。と侮ってはいけません。

チャーのホームページによると

”本物の崇高な美しさ、そのジュエリーを身に着ける 喜びを多くの人と分かち合いたい。

CHARはこんな思いから生まれました。

クラシカルなデザイン、ジュエラーとしてのプライドと妥協のない精神で選び抜かれるジェムクオリティーの素材。

宝石の美しさを追求することがCHARの永遠のテーマです”

 

この言葉通り、世界最高水準の完成をテーマに、最高の素材、最高のクラフトマンシップを商品に注ぎ込み、とんでもなく美しいジュエリーを制作されているのです。

 

さて、それではこのヤドカリのピンブローチを見てまいりましょう。

この一見子供のおもちゃのバッジようなヤドカリ。

でもよく見るとヤッパ凄いんです。

ダイアモンドはすべてFカラー、VSアップの高品質。目の部分にあたるカボションのサファイアももちろん高品質のジェムクォリティー。

更に石留が石一つ一つを裏側から枠で支える、変形のハニカム構造。それに加えて裏部分では普通では行わない仕上げを丁寧にかけてある。

これだけでも凄いんですが、一番のセールスポイントはヤドカリの胴体。

なんと、ヤドカリの貝殻、ひょっとするとサザエ?のゴツゴツ感を表現する為ダイアモンドの尖った底の部分が表面に出る様さかさまにセットされてるんです。斬新でしょう!

 

こんなオモチャのバッジの様なものを最高品質の素材と技術で作り上げる遊びごころ。それが成熟した大人の感性にヴィヴィットに呼応するのか、百貨店外商が主催するVIP客相手の宝石展示会で結構な人気だとか?

庶民が滅多お目にかかれない、大人の為のバッジはいかが?

 

 

 

ハリー・ウィンストン(HARRY WINSTON)伝説からの教訓

202061410920.png


“King of Diamons”

そう呼ばれた米国伝説のジュエラー、ハリー・ウィンストン。ウィキペディアによると、ウクライナからの移民として、アメリカに移り住んできた両親の元で育った彼は、父親が始めた小さな宝石屋で働き始めます。


彼が12才の時、質屋のウィンドウにかざられた2キャラットのエメラルドがハリー少年の目をとらえます。彼はこれを25セントで購入し、2日後これを父親の店で300ドルで販売したそうです。


この逸話は、彼が若くしてすでに宝石の真価を見きわめる眼力を備えていた、天才ジュエラーとしての片鱗を雄弁に物語っているのでありますが、もう一つ重要なポイントが含まれているのです。


このエメラルドをハリー少年に販売した質屋は、最初一体いくらでお客さんからこのエメラルドを買取ったのでしょう?


質屋とて商売、損して売るはずもなく、15セント?10セント?あるいは枠の地金だけの価値で買い取ってて実質価値はゼロ?


ハリーはお店でこれを小売価格300ドルで売ってる訳ですから、質屋に手放したお客さんも、それに近い金額で商品として購入しているはず。それが実際ただ同然の値段で査定されてしまっているのです。


この話は20世紀初頭の話で21世紀の現代においてはこんな馬鹿げたこと有る筈がない、と思うのは全く見当はずれ。今でも実際宝石の価値を適正に評価し買い取ることの出来るお店は、20世紀初頭と変わらず実に少ないのです。


事実、正直に「宝石の価値は分からないので、枠の地金部分の価値で買い取ります。宝石は枠から外してお返ししますから」という買取屋さんもあるそうですが、宝石のルースだけ手元に残っても、一般の人はどうしようもないですよね。


というわけで、宝飾品を手放す場合は慎重に、宝石、宝飾品買取に定評のあるお店を選んで、更には売り急ぐことなく、いくつかのお店で相見積もりを取ったうえで処分を検討いたしましょう。お店によって、驚くくらい査定額の開きがあることを知ってびっくりしますよ。

 

サンゴは三枝の弟子に非ず。小枝ですねん。

202062153515.png

 

もともとのサンゴの構造は木の枝のような構造になっておりまして、しかもその枝の芯に当たる部分は白く色の無い状態になっております。輪切りにすると真ん中が白く抜けたような構造。
その為サンゴを宝石材として使う場合は原木?の状態そのものを使う以外は、枝の外側の赤い部分だけをうまく切り出して使わなければなりません。
ドームの低いカボッション型に切り出せば割と効率よく浅い層の部分からでも色のついた部分を切り出すことは出来ますが、丸い珠の場合はそうはいきません。
ある程度の層の厚さが要求される訳ですが、サンゴ自体がそんな大木のような大きさではなく、庭木にも満たない小さいサイズ。その為丸珠の大粒の物は値段が高くなるわけです。最大級の直径15~16ミリの直径の珠などはよほど太い幹の根元の枝が重なっているようなところでないと取れないんです。
サンゴのルースを見ると、大概の珠は枠留めして底になる部分はここですよと言わんばかりに白い斑が出ている場所があります。
これは石どりを歩留まりギリギリのところまで頑張ってやってるしるしなんなんです。
しかもサンゴは非常に割れたり欠けたりしやすいので、珠留めの為の芯を通す穴開けがこれまた大変。職人さんに頼むと割れても文句、保証一切問いませんの一筆入れさせれるのが常でございます。

虫の宝石

 2020525141138.png

夏も近づく八十八夜、コロナもようやく収まってまいりまして、このまま無事に素敵な夏が今年も迎えられますよう念じずにはおれません。

さて、夏と言えば虫のシーズン。蝉やクワガタ、カブトムシから蠅、蚊、ゴキブリに至るまで元気いっぱい活躍し季節に彩りを添えてくれます。虫コナーズと敵対する害虫に限らず女性の方はだいたい虫が苦手な向きが多いようでございます。逆に男性は昆虫採集の少年の延長か虫好きが多いようですね。

大人になってもまだ昆虫採集して標本作ってるような人もたまにいてますよね。偉大な漫画家、手塚治虫先生もご自分のペンネームに虫の字を入れるほどの大の虫好き。ところでなぜに人は虫に惹かれるのでしょうか?

それは虫を良ーく観察すると自ずと謎は解けてまいります。よく見て下さいよ、パーツパーツが実によく出来てるじゃありませんか?天然自然造形の妙というヤツですね。そこに着目し、宝飾工芸品として最初に現わしたのがフランスの工芸作家ルネ・ラリック。アールヌーボーからアールデコの時代にかけて活躍した彼は実にたくさんの昆虫モチーフの作品を残しています。これらの作品を見る事で改めて昆虫の美しさに気づく方も多いのではないでしょうか。

さて、写真のティファニーの蜻蛉もそのラリックの伝統を受け継ぐ精緻な描写力で造られています。本物のトンボは触るのも嫌だけどこれなら喜んでいただくわ、って女性の方も多くおられる事だとおもいます。でも実は昆虫モチーフのジュエリーはラリック以前のはるか昔、古代エジプトまで遡ることが出来きるんです

古代エジプトではスカラベという昆虫、別名フンコロガシを聖なる虫と崇めこの虫を象った装飾品を身に着ける習わしがあったそうです。虫の宝石と人とのつながりは意外に古くからあるんです。虫だというだけでそう毛嫌いなさらず、慈しみ深く見つめてみて。

 

掘出しメガテニスブレスレット

2020519133911.png
ダイアモンドが手首一周まわる形のブレスレットを一般にテニスブレスレットと呼ばれるんですが、普通よく見かけるサイズはダイアモンドが全体で1~2キャラットくらいで3キャラットもあるとなかなかの物と見られます。
ところがこちらダイアモンドが全部で5.45キャラット、しかも間隔をあけてセットされている為一個一個のダイアが結構大きいんです。
ダイアモンドが全部で29石使われていますから、ダイアモンド1個あたり約0.2キャラット弱。一個の製品が充分作れるだけのサイズです。そしてこのダイアモンドの品質、決して悪くはないんです。
大体ブレスレットなどの装飾品にはあまり良質のダイアモンドは使われないのが一般的ですが、こちら普通のファッションリングなら十分に上等なグレードの石が使われているます。しかも品質のばらつきもなくきれいに揃っています。
このような商品の素性は明らかです。おそらく百貨店などの宝飾展示会などに招待するVIP顧客に向けて作られたものでありましょう。もちろんお値段もびっくりするような値札が付いていたものと推察されます。たぶんお買い上げになられたのはそれなりの資産家の奥様で、きっと飽きたから、あるいはしっくりくるお洋服がないから、ひょっとしてこんなのいつ買ったかしらという理由で当店にて処分頂いたのでありましょう。
こんなのが本当の質屋の掘出し品っていうやつなんです。
 

ティファニー バイザヤードネックレスの魅力

2020515131648.png

<当店のバイザヤードはこちら>

 

バイザヤードネックレスの魅力とは...
このどこにでもありそうな、なんの変哲もないペンダントネックレス。でもどこかが違うのは着けてみれば一目瞭然。小ぶりながらジュエリーとしてのしっかりした存在感が女性の魅力をグッと引き出してくれます。
 
 
 
その秘密はどこに?
それは徹底したデザインの単純化にあるのではないでしょうか。
ダイアモンドの留め方は石の外周を枠で囲むベゼルセッティングという形式なんですが、一般に良く見かけるのこの留め方はダイアの深さに合わせダイアの底のとんがった部分まで覆う筒状の枠を被せるのですが、こちらは、ダイアモンドのガードル部分つまり外周の一番出っ張った部分だけをドーナッツ状の枠で覆っているだけなんです。そうすることでダイア自体の露出が増え、光の透過が増しダイアの輝きにも良い影響を与えます。
 
それだけではありません。このようなペンダントネックレスの形式の多くが石を支える石枠部分とチェーンを通すバチカン部分が別のパーツとして設えてあるのですが、こちらはなんと枠部分にチェーンが直付けになっているんです。このことで視覚上の単純化が一層増しています。
 
さらにこのチェーン、色んなバラエティー溢れるチェーンの中にあって最も単純、最も原初の形のアズキチェーン。しかもチェーンを構成する一個一個の輪っかが真円に近い、丸アズキとも呼ばれるタイプ。この丸アズキチェーンの使用により丸いダイアのペンダント部分との微妙なデザインバランスが取れているんですね。
 
 
 
 
 
ティファニーのこだわり...
 

そして最後はなんといってもダイアモンドそれ自体。画龍点睛を欠くと申します。デザインの総仕上げはこのダイアモンドの品質一つにかかっているといっても過言ではございません。
 
もちろんティファニーさん抜かりはありません。ビンビンの綺麗なダイア使こてはります。しかしこの商品、デザインの為に犠牲にしている部分がある事もお伝えしておかないと片手落ち。
 
まず、石枠の単純化の為、ダイアの底のとんがっている部分がむき出しになっています。その為地肌に直接着けると、とがった部分が肌に当たり、なにかの拍子に強く擦れるとキズを負う可能性が無きにしも非ず。
 
またペンダント部分のチェーン直付けはチェーンの移動によってダイアも引っ張られて動くの常に注意しとかないとペンダントの中心を保てず、気が付けば首の後ろまで回っちゃってるという不便さもあります。
 
そういった使用上の利便性を犠牲にしてまでデザインにこだわるティファニーさんはエライ!
 
 
質屋マルヨの姉妹店ドゥペールノエル・オンラインショップへはこちらから
→ 
https://douxperenoel.com/

 

宝石の癒しのメカニズム

 202051114550.png
 
例えば任意の宝石名をパソコンでググるとパワーストーン辞典とかいろんなサイトでその宝石が持つ霊験あらたかなるパワー、
人の運命を操ったり、精神を浄化してくれたり、素敵な異性に導いてくれたりする不思議な力についての説明がなされております。
これらパワーストーンの効能の程のついては、手前不勉強につき残念ながらコメントできる立場にございません。
 
そこでここでは、最も明らかで、しかもあまり皆さんが気づいていない宝石の効能についてお伝えいたしたいと思います。
 
美しさに心が奪われるという表現がありますね。人は度を超えた美に接した時、例えば途方もない絶景などに接した時に心の動きが停止するようです。そういった経験無いですか?
この心の動きが停止した状態とは、言い換えれば屈託のない状態。つまり憂いや不安不満、怒り憎しみ悲しみなどの感情の動きがフリーズしている状態なのです。
 
仏教に座禅という修行がありますが、これは簡単に言えば心の動きを止める練習です。その練習のゴールはもちろんブッダがたどり着いた境地、悟りのステージであります。
 
ここまで言えばもうお分かりですね。そう、人は美しい宝石を見るたびにその煌めきと鮮やかな色合いに心を奪われ、つまり思考が一瞬停止し、
その刹那、涅槃寂静、平安の境地を味わう事ができるのです。
これこそが美しい宝石に秘められた癒しのメカニズムの秘密です。
 
信じるか信じないかは貴方次第。
 
ハリー中野でした