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ハリー中野の宝石コラム

必須!宝石のアンチエイジング

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最近は美容整形というものが広く世間に認知され、ごく普通の主婦、OLはおろか男性サラリーマンから会社経営者、政治家の先生に至るまで、ありとあらゆる階層にまたがり、まるで美容院やエステの延長の様な感覚で、多くの方がご利用なさっているようでございます。

私なんぞの若い時分には「身体髪膚、之を父母に受く。敢て毀傷せざるは、孝の始めなり」などといって、父母から授かった尊い容姿にメスを入れ改造するなどという事など、もってのほかと言う意見が大勢を占め、そういった施術を受けるという事は、死して後の成仏も叶わぬ罪深い行いの様に思われていた節がございます。

実際、仮面ライダーなどに登場する「改造人間」という者たちは、悪の組織ショッカーによって肉体を改造されたサイボーグで、こやつ等がショッカーの手先として様々な悪事を働くということで、肉体の改造は悪に身をゆだねた証しであるかのような風潮が一時期世間一般の常識として蔓延ったものでございます。

ただ、何事にも言える事ですが、古い価値観は新しいものにどんどん刷新されてまいるのが世の常人の常。「男女七歳にして席を同じゅうせず」などといった戦前の古い貞操観念は今では完全に雲散霧消。男女齢七十の坂を超えてさらに愛欲の曼陀羅、恋の炎を激しく燃やす時代へと突入しているありさま。それが為に自らをより美しくグレードアップし、異性の関心を引きつけたいという欲求は、枯れる事を忘れた年寄り連中にまで広がりを見せ、父母から受けた身体の幻想などまったく説得力を持たない戯言となり、美容整形業界はますますの隆盛を極める状況にあるそうでございます。

さて、美容整形などといいますと何やら顔面の骨を削ったり、鼻っ柱にさらに芯を埋め込んだり、眼窩をさらに掘削し広げたりと大変な作業の様に思いがちでありますが、これら大掛かりな工事は人相そのものの改造。その目的は一般的に見て理想の形状から大きく逸脱した目や鼻や顎や額やまた、それらすべてをひっくるめた全体のリフォーム、改良。すなわちテレビなどでよく観る使い勝手の悪い古民家なんかを根太ごと入れ替え、見違えるほど近代的な住まいへと造り替えるといった匠の技の大工事。

さて、それとは別に最近特に需要の高まりを見せておりますのが、エイジングケアの美容整形と呼ばれる若返りの為の施術。

こちらは年齢とともに現れる肌のシミの除去に始まり、ヒアルロン酸注入によるシワ、たるみの解消。医療用糸による顔面のリフトアップなどなどで、こちらは人相の改善、変更というよりは、本来そうであった若かりし頃の面影への回帰、回復が主眼となります。実際こちらはもって生まれた本来の人相を父母の許し、断りもなく変更するのとは違い、父母から頂いた尊いお顔を修復しようという事ですから、施術を受ける側の罪悪感も大きく軽減されるわけでございます。従来の施術を増改築の大掛かりなリノベーション工事に例えるとすれば、さしずめこちらはあくまでも家のメンテナンス、補修工事。せいぜいが新築そっくりさんならぬ、昔の自分そっくりさんへのお色直し、外壁塗装。

 

「ウチら言うて悪いけど整形なんて無縁の別嬪さんにでけたあんねん最初から、悪いけど。若い頃はこれでも駒川小町言われとってん、知らんやろうけど。

いや誤解せんといてや何も自慢してんちゃうよ、誤解せんといて。ただ事実をありのまま包み隠さず陳述しとるだけやさかいね、誤解してもーたら困るし。

ただな、アレやねん、こうして毎年やね歳を重ねていくとや、やっぱり長年の積もり積もったわが身に及ぶ地球の引力いうのん重力言うのん、には勝たれへん。ほんまニュートンのオッサンもしょうもないもん発見しくさってからに、正味の話が、ねー奥さん。

ほんでや、やっぱりここは現代医学の最新鋭の英知と技術をもってしてやね、この重力から被った被害をや挽回、復興せんものと毅然と立ちあがったんよ、かく言う私は。それがアンタ、エイジングケア―いうやっちゃ。アホ、整形ちゃうちゃうわ。整形いうのんはやな、不幸にしてアンタみたいに生まれつき人相の不自由な人がや、人間性の復興、人生の再出発として意を決して行うやっちゃがな。

私のんは元からあった美を復元しょーちゅーナニやさかい、そんな大層なナニやあらへんねん、ごくごく気楽な、カジュアルなノリのナニやさかいね」

と、まあ当ブログでもお馴染みの駒川のサダ子はんも積極的にエイジングケアに乗り出す勢い。きっと新しい獲物がカラオケ喫茶で見つかったに違いない。

さて、このエイジングケア、実は人間だけに留まらず、宝飾品においても広く行われているのでございます。

皆様方の中にも、宝石屋などで宝石、宝飾品のリフォームという事で、現在お手持ちの指輪やネックレスをリフォームによって、全く違うデザインの新たな品に生まれ変わらせませんか、という販売員の誘い文句にまんまと乗ってしまった経験のある方もおられるのではないでしょうか?

こういったリフォームの場合も、婚約指輪で昔流行った立爪のゴツイ枠から、現在主流の小さい爪のものにリング枠を変えるくらいですと、リングの空枠を買うようなものですから、そんなに高い代金を支払わなくて済みます。しかし店員の言葉巧みな誘導に乗せられ、ネックレスにぶら下がってるルビーと婚約指輪のダイアを合体させて新しい、この世に一個しかない完全オリジナルな指輪を作りましょう、などという事になろうものなら大変な出費を覚悟せねばなりません。

まず、その世界に一個だけの指輪をデザイナーに依頼してデザインを起こしてもらわなくてはいけません。そこでああでもないこうでもないと試行錯誤をかさね、さてこれを製品化する段になると、職人さんの一からの手作業。オーダーメイドという事ですからもちろん高くつく。そして出来上がったものは、最初にデザインありきで、後に材料をそろえるといった通常の制作過程と異なり、リングとネックレスから外した石を無理やり合わせ、取り繕った細工だから碌なものじゃないのがほとんど。わざわざ高い工賃を掛けて、世界に一個しかない珍妙な品物が出来上がるという事が往々にしてございます。

この様なことに高いお金をかけるより、実際わたくしどもが皆様にお薦めしたいリフォームが、人間同様のエイジングケアー。名前もそのものズバリの新品仕上げ!これは、今お手持ちの宝飾品を切ったり貼ったりすることなく、地金部分表面の研磨を行うだけ。それだけでその品物は買った当時そのままの状態に限りなく復元されるのでございます。

さて、ご覧いただいておりますダイアモンドの指輪。ペアシェイプカットのなんと1キャラットのダイアモンドを中央にでんと据え、太いプラルナ枠がこれをぐるっと囲み、さらにこの枠とバランスをとるようにプラチナの太い腕がこれを支えます。

このようなデザインは石の輝きもさることながら、この地金部分のブライト研磨された硬質な輝きが一つの魅力となるわけでございます。しかし悲しい事にこの地金部分、ダイアモンドと異なり非常に傷つきやすいのでございます。別に乱暴に扱わずとも、ある程度の年月お使いいただくと小キズの蓄積によって地金部分全体が曇ったような見かけを呈してまいります。只今お着け頂いてます結婚指輪をご覧いただきますれば、そのさまが良くお分かりいただけるはず。

さらにダイアモンドはご存知の様に滅多な事ではキズつきませんが、反面、親油性が高く非常に汚れやすい。キズまみれの枠に、汚れの為に輝きを失ったが如く見えるダイアモンドが留まった品物はまるで年老いてくたびれ果てた老人の様。「こんなだったかしら、なんかぱっとしないわ、もうしないと思うから質屋にでも売っ払ちゃお」という事で入荷いたしましたであろう本商品。

されど新品仕上げのお陰でほれこの通り。しまったー!こない成るんやったら売らんかったらよかったーと手放した方が見たら地団太を踏んで悔しがるであろう変わりよう。いえ、若返り!

中古といっても当店の商品は全てこの様な新品仕上げを必要なものには施しておりますゆえ、実にお買い得な訳なのでございます。

しかし、この宝飾品が蘇り、輝きを取り戻す素晴らしいアンチエイジング加工をなぜ小売屋は積極的にお勧めしないのでしょうか?

答えは明らか、儲からないし、新しいのが売れないから。でも、尋ねて断るところは少ない思いますから、お手持ちの宝飾品を一度、お買い上げになったお店にでも新品仕上げの依頼をなさってみてはいかがでしょう。見違える事請け合いです!

 

掲載ページはこちら → https://item.rakuten.co.jp/douxperenoel/11003531/