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ハリー中野の宝石コラム

ポンテヴェッキオのブラックダイヤリング

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ジュエリー業界でもアパレルの世界においても、国産ブランドの命名というのは想像するに、なかなか悩ましい問題なのでございましょう。
海外ブランドはカルティエにしろハリーウィンストンにしろ大体その創業者の名前がそのままブランド名になって、ちゃんとサマになっている。ところが、日本の場合、個人の名前、例えば立花金蔵てな名をそのまま使うとどうも豆腐屋かカマボコ屋ぽくってサマにならない。
 
有名デザイナーの名前ならなんとかその知名度で押し通せますが、ローマ字表記にするとか、カタカナにする、またそうしたうえで名前、苗字を逆にするとかの一工夫が必要。イッセイ・ミヤケ、ハナエ・モリ、スガシカオ、イッコーみたいな。
まあ、世界で認められたうえでの逆輸入感を出そうという魂胆でしょう。しかし中には梶光夫、水野薫子のように堂々と和名で名乗りを上げるブランドもありますが、これは製作者のアーティスト感をより高める意図をもってなされているのではないでしょうか。これらの先生の製品は製品とは呼ばずに作品と呼ばれ、マーケティング戦略上、ひとかどの芸術作品として売り込む作戦。
 
さてそういった、特殊な製品で無く、もっと広く一般大衆に買ってもらいたいマスプロダクションな製品の場合はやはり、もっと洒落た横文字風の、欧米か?と突っこみを入れたくなる名前が多く見受けられます。
 
その欧米風ブランドネームの代表格がこちらのポンテヴェッキオさん。
こちらの名前は、皆さまご存じイタリアはフィレンツェの観光名所、ヴェッキオ橋の名前そのもの。
橋の上には多くの商店が立ち並び、商店街を形成いたしておりまして、数多くの宝石屋が軒を並べているそうでございます。
こうした、海外の宝石のメッカ、名所をブランド名に取り入れた日本の宝石ブランドの先駆けは、パリのヴァンドーム広場に因んだヴァンドーム青山さん。
ヴァンドーム広場と東京の青山が合体したような、いかにも田舎者の憧憬を誘う、洒落たイメージではございませんか。
 
このポンテヴェッキオ、伊達に名前だけイタリアンな訳ではない。
そのデザインは海外のブランドに伍して一歩も引けを取らない、完成度の高いもの。直営店の内装も非常に洒落ていて、図らずも一般消費者は海外のブランドと勘違いしてしまうのでございます。
 
というわけで、今回ご紹介いたしますお品はこちら、和製海外ブランド、ポンテヴェッキオさんの非常に変わった、ブラックダイアモンドを全面にあしらった指輪でございます。
こちらご覧の通り平打ちと言って平らで幅広、そしてその幅が指輪全体に均等のリング。その表面にひと回りぐるっとブラックのメレダイアが3列並びで整然とセットされております。
そして、指輪上部には美しいダイアモンドが1個燦然と輝いているのでございます。こちらのダイアモンド、リング刻印にはダイアモンドトータルのキャラット数しか刻印されておりませんので、はっきりした重量は分かりませんが、その直径から推し量りまして約0.13キャラット程ございます。
また、その品質も、楽天商品ページでは間違いがあってはいけませんので、控えめに書いておりますが、ブランドという事もありFカラー、VSクラス以上のダイアで、多分それを証明する鑑定書付きで販売されていたものではと推測されます。
また、このリング自体の形状ですが、幅もさることながら、厚みもリング一周均等で約2.ミリとかなりの肉厚。そしてリングを輪切りにしたとして、この断面を見た場合、端から中央へと盛り上がりをみせる内甲丸という構造になっております。このような造りは、お着けいただくと非常に指通り、指あたりの良い。指に優しい構造なのです。
 
ただし、一点欠けたところを申し上げれば、ダイアが全周ぐるっと隙間なく留まっているため、サイズ直しが出来ないシンデレラサイズなのでございます。
さあ、ポンテのシンデレラよ出でよ!
 
これだけの品質とこだわりを持って造られたこのお品、けっして海外有名ブランドに引けを取るものではございません。並みのイタリアンジュエリーを凌駕したポンテヴェッキオさんはエライ!!
 
楽天商品ページはこちら→ https://item.rakuten.co.jp/douxperenoel/01319951/

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