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2020年7月

往年の人気アイドル歌手 梶光夫のエマーユリング

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さて、本日ご紹介いたします当店秘蔵のお宝は、 こちら日本が誇るジュエリーデザイナー梶光男先生の代表作エマーユのリング。
 
梶光男氏と言えば知る人ぞ知る、かつて一世を風靡した青春歌謡スター。もちろんそのまま芸能の世界で生きておられれば、今頃押しも押されもしない芸能界の重鎮として君臨されていた事と存じますが、それがなんと人気絶頂の1970年に宝石、時計店を営む家業を継ぐというお父様との約束を守り、あっさりと芸能界を引退。その後渡米し宝石商の博士号とも呼ばれる、GIA・GGの資格を取得。帰国後は宝石鑑定士、そしてジュエリーデザイナーとしての地位を着実に固め、今では国内はもとより世界的にも名が知られたジュエリーデザイナーとしての名声を確立されているのであります。
 
さてこちらの指輪ですが、これはエマーユと呼ばれるフランスの七宝焼きを指輪に組み入れた梶先生独自の作品にして、人気の代表作。いまでは、梶光男と言えばエマーユ言われるほどの看板シリーズとなっている中の一つでございます。なにせ、梶先生エマーユに凝りすぎて日本で唯一のエマーユ専門の美術館を作ってしまったほどなんです。
 
さて、この梶光男先生の作品は専ら有名百貨店や一流宝飾メーカーが主催する宝飾展示会で販売されているのですが、驚くべきことに会場には先生自らお出ましになり、記念撮影にも気軽に応じ、接客販売されているのです。そりゃ売れるわね、なんせ昔の大スターやし、お客さんはその頃を知るおばちゃんやからね。実際、私も宝石屋に勤務しておりました頃にはそういった宝飾展の会場で幾度も先生に間近で接し、芸能人オーラーを存分に発揮しての販売に感服いたしておりました。
 
ここからは秘蔵の裏話。先生実は大阪市ご出身なのはウィキペディアでも明らかなのですが、大阪でもっともディープな街、西成区萩之茶屋の山王商店街にご実家の宝石、時計店があったらしいのです。実は私が以前勤めておりました宝石店の営業本部長、つまり大番頭さんもこちらのご出身で無茶苦茶ガラが悪い。そのオッチャンなんと梶先生の同級生。展示会会場などで二人が出くわすと、梶先生、普段のお上品な接客口調から一変してのナニワの下町オッサン口調。
 
「おっ、芸能人。どや、調子は?」
 
「あかん、さっぱりやわ。しょぼい客ばっかりや思たら、お前んとこの客か?もっと社員にハッパかけんかい、ハッパを」
 
「あんだら(あほんだら)おのれんとこの商品悪うて売れんのを、ウチの客のせいにすな、ボケ!景気づけに昔取った杵柄で一節歌とたらどないや?心づけになんど購うてくれはるかもしれんど?」
 
「あほぬかせ」
 
「わははははは!」
 
「わははははは!」
 
展示会の舞台裏では、このような会話が交わされてたのでは、と推測する次第であります。あくまでこれはわたくしの推測、イマジネーション、妄想の世界。梶先生の威信を傷つける事を意図したものではございません事を謹んでお断わりいたします。

イタリアの名門 ダミアーニのクロスペンダントは曲がってなんぼ

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さて、本日ご紹介いたしますおすすめ掘出し品は、ダミアーニのクロスネックレス!
 
シュルレアリスムの巨匠、スペインの芸術家サルバトール・ダリの代表作に「記憶の固執」という作品がございます。その中に描かれているのは、熱で溶けてしまったかのような、グニャっと曲がった時計。これがあまりも印象的なので、この絵画自体が「柔らかい時計」とか「溶ける時計」と呼ばれることもあるそうです。このとろけるチーズのような時計が何を表現しているかの解釈は芸術ですから、見る人の勝手なんでございましょうが、初めて見る人は、かなりのインパクトを受ける事は間違いございません。
 
さて、こちらのクロスペンダント、ダリの「柔らかい時計」にインスパイアされて作られたかどうかは定かではございませんが、こちらも同様グニャリ曲がった、「柔らかい十字架」。
 
十字架とは本来、はりつけ台とも呼ばれる処刑の道具。十字に形作られた木製の台に咎人を括り付け、下から槍などで刺し殺すという如何にも残酷な刑罰に用いられる禍々しいもの。それが、現在このようにジュエリーをも含めチャームとして広く世に行き渡っているのは、もちろん十字架に架けられ息絶えたイエスキリストが、その後復活を果たしたという、まさにキリスト教の根本をなす意味合いを持っているからにほかなりません。本来残酷な処刑の道具が神聖なしるしへと生まれ変わたのですね。
 
さて、この西欧では神聖かつ、犯すべからざる聖なるしるしを曲げちまったんですから、これは日本人が考える以上に大変な事なんじゃないでしょうか?しかも、これを製造したのはほかでもない、ローマ法王のお膝元、バチカンを内包するイタリアの一流ジュエラー、ダミアーニ。法王からのお叱りは無かったのでしょうか?それともおおらかな国民性のかの国の人々は、そんな細かい事は気にせず、「おっ、十字架曲がっとる、おもろいやんけ」くらいの反応なのかもわかりません。狭量な日本人には想像もつかないことでございますが。
 
しかし、さすがはダミアーニ、ただいい加減に曲げているわけではございません。ご覧の通りまるで人が踊っているようなフォルム。ダンシングダイアモンドならぬダンシングクロスペンダントと呼びたくなるような躍動感。これは荘厳なローマカトリックのミサというより、アメリカはハーレム、アフロアメリカンが集うチャーチで、ウーピー・ゴールドバーグみたいなシスターがゴスペルをシャウトしつつのダンシング。サンキュージーザス、サンキュウーロードと連呼しつつ、神に感謝をささげる熱い感じのクロスペンダトという感じではございませんか?
 
このペンダント、サイズも大型、ネックレスもロングなサイズでございますれば、お洒落男子にも断然オススメしたくなる逸品!
 
どうだい、そこのドレッドヘア、拡張ピアス、タトゥーが決まってるお兄さん、ちょっと奮発してみちゃ?

質屋マルヨは大阪で金の高価買取をしています!7000円の大台を超えました。

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大阪市東住吉区針中野で金の高価買取をしております「質屋マルヨ」です。
本日、金の買取価格が7000円の大台を超えました。

「質屋マルヨ」は“ダイヤモンド
が外れた指輪の枠壊れたネックレス、意外なところでは金縁の眼鏡などでも、グラム単位で査定いたしますので全く問題はありません。一度お持ちくださいませ。もちろん査定は無料です!
あなたの家に眠っているお宝を探し出すチャンスです!



お問い合わせ】
TEL:06-6691-4060
【フリーダイヤル】:0120-15-7804
【LINE】:【友だち追加】より「@maruyo78」を検索してください
【住所】:大阪市東住吉区鷹合2-16-13

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【本日(20/07/28)の金の買取価格】

【純金(インゴット):7,060円/g

18金:5,220円/g

ダイヤモンド ソリティアリング D-VVS2-VG

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さて、本日ご紹介いたします当店の秘蔵の品は、こちらのダイアモンドリング。

こういったリングの形状はダイアモンドが1個だけ留められている為、ソリティアリングと言うんですが、立爪リングと呼ばれるのが一般的。ご覧の通り六本の爪が恭しくダイアモンドを捧げ持つような形になっております。そのお陰でダイアモンドはできるだけ多く光を取り込み、その取り込んだ光を全方位に反射し、ダイアモンドの輝きを最大限お楽しみいただける仕掛けになっているんです。

現在流通してるダイアモンドソリティアリングは、このような小さな爪を用いてダイアモンドをセットする、いわゆる、最初に開発したティファニー社に因んでティファニータイプの6本爪リングと呼ばれるものが主流でございます。

しかし、それ以前、昭和のころのデザインはもっと爪の頭部分が張り出した、まるで猛禽の爪の様な6本爪を用いるのがわが国では一般的だったのです。その理由は、貧しい庶民が苦労して貯めた給料3か月分でも買えたダイアはわずか0.1とか0.2キャラット。その小さい石をなるだけ大きく豪華に見せんかなという涙ぐましい努力の現れだったのでございます。

時が流れ、そんなデザインは野暮ったい、ひっかかって着けにくという不満の声を反映してか、あるいはティファニーのブランドパワーのお陰か、このような小さな爪のスタイルが徐々に定着し、現在では押しも押されもしない定番中の定番となっているのです。

さて、こちらの商品でございますが、ダイアモンドのサイズ(重さ)は0.364キャラットとけして目を見張る様なサイズではございませんが、品質は、カラーグレードは最上級のDカラー。VVS2というクラリティーグレードにベリーグッドというカットグレード。ダイアのグレードとしては最上級のクラスの優れもの。この形状とグレードからいって元は婚約の時に贈られたモノに間違い無いでしょう。わっ、破談か離婚のヤツやん、縁起ワル、と初手から色眼鏡で判断してはいけません。

人の持つあらゆる先入観、バイアスは人生を歩む上で決してプラスには作用致しません。自由であるべき人生を狭く、窮屈で退屈なものにしてしまうだけでございます。

このお品、然るべき名のあるお店でお求めになると当店販売価格の2倍から3倍のお値段はゆうにするはず。しかもこのての品物はどういう訳か大切にしすぎてて、ほとんど使用されていないことがほとんど。それを更に念のために新品仕上げを施しての新品と何ら変わらぬ外観。

掘出し物、ラッキー!とおぼし召し頂き、もちろん婚約指輪にご利用いただくも結構なのですが、当店の主張といたしましては、こういうのをジャンジャン普段着けのファッションリングとしてお使い頂きたいのです。

皆さま、立爪のピアスやペンダントネックレスは気軽にご利用あそばすのに、いざ指輪になるとしり込みなさる。もちろん最初購入するときのお値段が高いから、よそ行きにって気持ちで大切にしまい込んでしまうんでしょうが、そうすると結局使わずじまいで、最後質屋行きって事になっちゃうんです。せっかくの着けやすいシンプルなデザインと最高品質のダイアモンド。もっと気軽に楽しんでいただきたいものでございます。気軽に楽しめるお値段でしょ?

 

ティファニー スイングダブルドロップネックレス

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さて、本日ご紹介いたします当店秘蔵のお宝はこちら…
 
ティファニーのゴージャスダイアモンドネックレス。
 
ティファニーのネックレスというと思い浮かぶのが、オープンハートとかビーンズ、バイザヤード、最近ですとTスマイルなんて可愛らしいデザインではないでしょうか?
 
その辺のデザインは商売的に言うと、買い回り商品などと呼ばれ、広く一般大衆に支持され、多くの人に買ってもらおうと言う、売上の基盤を作り、ランニングコストを賄う、言わば日銭稼ぎの商材。ブランドによってはアクセサリーラインなんて呼ばれます。
 
しかし、こんなのばっかりだと単なるアクセサリー屋で終わってしまう。天下のジュエラー、ティファニーのブランドイメージを保っているのが、こちらの様な本格的ハイジュエリーのカテゴリーなんです。
 
ティファニーにかぎらず、海外の有名ジュエリーブランドの商品構成は大体、低価格の買い回り品と本格的ジェムクォリティーのハイジュエリーに分かれているのが一般的。日本でも富の分配の二極化なんてことを言いますが、あちらの世界では、いまだに社交界なんて言葉があるくらいですから格差の規模がちがいます。確固としたハイソサエティ向けの需要がちゃんとあるんですね。とは言え、買い回り品て言っても庶民には高値の花なんですが。
 
威風堂々たる敷居の高いティファニーのお店に一歩足を踏み入れると、大体こういうのは陳列のコーナーコーナーのひと際高くそそり立ってるハイケースか、壁にかかる絵画のような壁面ケースに、恭しく飾られ、貧しく名もない冷やかし客はそれだけで威圧されてしまうのです。

しかし逆に臆すことなく、「ちょっと見せてよ」なんて言おうものなら、途端にVIP待遇、別室に通され、茶菓の接待など受けつつ、一般客が目にすることの無い凄いお宝が次々と開示されるのです。もちろん、ちょっと見せてよの後、宝石の鑑定より、お客の鑑定にたけた老獪な店長による人品骨柄審査が瞬時に行われるので、誰でもというわけには、残念ながらまいりません。
 
さて、それでは商品を見てまいりましょう。
 
こちらのネックレス、正式なお名前はスイングダブルドロップネックレス。まさに見ての通りの命名。造りはいたって単純なもので2.5cm間隔に一回り大きなダイアをセットしたダイアモンドベゼルセッティングのダイアの連を、首下ペンダント位置で、一旦やや他より大きめのパーツでまとめ、そこからループタイのように、また同じ仕様の連が2本柄を違えて下に垂れるといった定番ともいえるデザイン。
 
こうした種類のフォーマル、パーティー用のネックレスのデザインとしては、例えばハリーウィンストンのハリウッドセレブにアカデミー賞授賞式の時に貸し出す様なバルキーなタイプのものと比べてかなり控えめなこちらのお品。その魅力がどこにあるのかといえば、ご覧頂きますようにデザインのシンプルさの中にある、計算されたバランスの良さと、そしてその中で煌めくダイアモンドの品質の高さでありましょう。この二つの要素が見事に相乗効果を上げ、このえも言われぬ気品に満ち溢れたノーブルな風情を醸し出しているのでございます。
 
前出のアカデミー賞授賞式の例を再び使わせて頂くならば、ハリーウィンストンの豪華ネックレスがキムカーダシアンみたいな、見てくれ勝負の女優さんの勝負服ならぬ勝負ジュエリーとしての威力を発揮するなら、こちらはさしずめ、メリルストリープ女史あたりが地味目に決めて、逆にその知的で清楚な個性を際立たせる作戦の秘密兵器になるのでは。その目論見が見事達成できるかどうかは、商品をじっくりご覧いただければ、想像に難くないと存じます。
 
 
 

おいなりさん

お久しぶりです!!

ブタゴリラです!!

先日、同業の先輩に頂きました。

天神橋筋五丁目にできた、おいなり専門店らしく具材も"トロタク"とこってる感じが

何とも言えません。

そりゃ、うまいに決まってる。

近くに行ったら、いっぱい買おかな笑

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最高品質オーロラ天女の真珠

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さて、本日ご紹介いたします、おすすめ掘出し品は、オーロラ天女花珠パールネックレスでございます。
 
オーロラ天女って何ですか?通天閣のオーロラ輝子やったら知ってんねんけど?
 
ようお尋ね頂きました。ほな、ご説明させていただきます。まず、その前に養殖真珠について簡単におさらい。
 
真珠は天然が本来の姿。海産物の貝を収穫していく中で、たまに出てくるラッキーなおまけのような海の宝石。それをなんとか、貝を利用して人の手で作れないかと考えたのがミキモトの創始者、御木本幸吉翁。
 
彼が試行錯誤の末、世界で初めての養殖真珠を完成させた偉業はGIAの教科書にも、カルティエの創業者、ルイ・フランソワーズ・カルティエやキングオブダイアモンド、ハリーウィンストンと並んで紹介されているのほどの宝石業界伝説の偉人。
 
御木本さんのお陰で真珠産業が日本の地場産業として大きく発展した今日、日本の真珠生産は質、量ともに世界のマーッケトにおいて、他の追随を許さぬレベルであるとともに、その研究、分析も世界のトップレベルにある事言は言うまでもありません。さて、この真珠研究の日本における、という事は自ずと世界における最高権威が、真珠科学研究所なのであります。
 
ミキモトで長年真珠研究に携わっておられた、小松博博士が1987年に設立された真珠科学研究所は正に真珠の鑑定、鑑別、評価どの面において業界に規範を示す、ダイアモンドおけるGIA(米国宝石学協会)に相当する真珠専門の研究機関と言っても過言ではございません。
 
さて、その真珠研究所が威信をかけて、最高級品質の真珠にのみ与える名称がこの「オーロラ天女」の称号。真珠科学研究所の用語解説を引用させて頂きますと、
 
“オーロラ花珠の中で特にテリが際立っていることを強調する特別呼称。その具体的な証は、輝度分布値を測定する装置で最高値の90%以上を示すこと、反射干渉光の放つ色模様が、赤から緑まで3色以上鮮やかに出現することの2つの必要十分条件を備えていることに示されます。”
 
この真珠のレベルをダイアモンドに例えるなら、GIAが証明するDカラー、VVS1、エクセレントクラスの石に匹敵する最高品位のランクということになります。さらに、この真珠ネックレスの場合47珠ございますから、47個のD-VVS1-EXのダイアが連なって出来ているテニスネックレスのようなもの。しかも真珠の直径が8.5ミリ~9.0ミリの大粒。このようにご説明申し上げますと、こちらのお品がいかにすごいものかご理解頂けるのではないでしょうか・
 
さて、いざこのクラスの真珠ネックレスをミキモトさんでお求め頂きますとまず、200万円は軽く超えるはず。畏れ多くも、やんごとなきクィーン、プリンセス、お后、妃殿下がお着けあそばすレベルの真珠といって間違いございません。
 
さあ、そんな凄いお宝が質屋でお求め頂くとこんなにもお安いのは何故でしょう?
 
それはね、ここだけの内緒の話なんだけど、古物業界の真珠の買取価格って驚くほどやすいんです。文字通り二束三文。一度でも処分や査定を受けた方ならご存じのはず。この真珠のネックレスはとある業者さんから仕入れたものなんで、そこそこ仕入れ値は高いんですが、質の買取値が安いんで高く売れないってからくり。
 
お客様には大変お得なカラクリじゃございませんこと?
 
 

 

海遊館

海遊館


何年ぶりかなぁ〜
思い出せないくらい久しぶりに海遊館へ行ってきました(^.^)
天井を見上げるとプカプカ気持ち良さそうに目を閉じているアザラシちゃんが〜
海の生き物に癒されて楽しい1日を過ごせました。

Aでした(^^)

ジュネ マルチカラーサファイア ミステリーセッティングリング

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さて、本日ご紹介いたしますのは、こちらジュネのマルチカラーサファイアミステリーセッティングの指輪でございます。

ジュネという名前の響きから南蛮渡来、憧れの舶来のブランドかと思われる方も多いかと存じますが、こちら何を隠そう、味噌カツ、ひつまぶし、海老フリャーでお馴染みの名古屋を本拠地とする純粋の国産ジュエリー。

会社のプロフィールをネットでググると昭和43年の設立とありますが、ブランドとして大きく進展したのは、バブル以前の昭和60年代前後。私の記憶が確かなら、だいたいDCブランドの勃興とほぼ同時期に人気ジュエリーブランドそして全国的に進展していったのではないないでしょうか。営業のイケメンのお兄ちゃんメンズビギの上級ブランド、バルビッシュ着てたもんなー。

ホームページによりますと、全国有名百貨店、有名専門店にてコーナー展開をしているとありますが、販売の主戦場は百貨店や大手メーカー主催のホテルなどで開催される宝飾品展示会。コーディネーターと呼ばれる腕利きの販売員を擁し、オリジナルジュエリーを全国の富裕層のお客様に提供しているのです。

さて、本商品はジュネの代表作と言っても過言ではない、カラーサファイアを使ったミステリーセッティングのリングでございます。

ミステリーセッティングと言えば何と言ってもヴァンクリーフ&アーペルズが本家本元でございますが、こちらのミステリーセッティングも本家に引けを取らない技術でセットされていることが、石留のなだらかな形状からうかがえます。さらに独特なのがこのカラーグラデーションの工夫。この技法は「重ね色目」と言うらしく、ジュネホームページの解説を引用させていただきますと…..

”千年の時を超えてよみがえる日本の色彩。平安時代の貴族が好んだ「かさね色目」を濃度・系統・サイズによって2,180種類の豊富なカラーサファイヤで表現しました。ジュネならではの色彩美です。”

ヴァンクリーフとはまたひと味違う、日本独特の美の世界を表現されてるんですね。しかしこのサファイアの色合わせは大変な作業ですよ。いくら2,180種類のカラーと言えども天然石ですから、こんなに綺麗に合わせるのは至難の業。良い仕事してますねー。

多分この技術料が商品原価の相当分を占めているはずで、当然売られているお値段も相当お高い。

しかし、残念ながらこう言った技術料やデザイン料といった目に見えないコストは、質屋や買取屋の査定では一切考慮されませんから、手放すときの目減りは残念ながらかなり大きい。

ただ、それをもう一度買って頂く際は、その分大変お得!こういったカラクリでございます。はい

 

メキシコオパール原石リング

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さて、本日ご紹介いたします商品は、 こちらのメキシコオパールのリングでございます。           
 
この石はメキシコオパールの中でもオレンジの色に因んでファイアーオパールと呼ばれるタイプ。大体オパールという宝石はメキシコオパールだけにかぎらず、大方のもはカボッションカットというお饅頭のようなドーム型にカットされるの事が多いのですが、こちらご覧のようにカットすらされていないほぼ原石のまんまの状態。
 
これは珍しい!
 
そもそもオパールという宝石は岩石と岩石の隙間にできるので、薄い層のものはボルダーオパールといって岩石ごと宝石材として切り出され、オパールが薄く張り付いている方を表面にし、底にあたる岩の部分は母岩と呼ばれます。

また、メキシコで採れるカンテラオパールというのは全体が岩でおおわれていて、その一部分の岩がはがれて中身のオパールが露出し、あたかも昔、炭鉱の照明器具として使われていたカンテラのような風情を漂わせるところがその名前の由来。
 
さて、このメキシコオパールもきっと最初は全体に、あるいは、部分的に岩石に覆われていたカンテラ状態ものと推測され、その層が薄く剥離しやすかったので、このようなナチュラルな原石状のまま取り出せたのではないでしょうか?そしてこれを更にカボッションなどにカットすると非常に小さなピースになってしまうため為、そのままの状態で商品化したものと思われます。
 
この商品を制作したメーカーの仕入れ担当者はきっと、原石のままの面白さに魅力を感じこの石を仕入れたのでしょうが、この石を回された製作担当部署はきっと頭を抱えたことでしょう。

「こんなんどないせい言うねん?既成のキャスト枠には当然納まらんし、デザインもこの石の個性を殺す事なくかつ、奇をてらうことなく一般大衆にウケるようにて、キッツイなー!」
 
その結果がこちら。一見手作り風でございますが、私の見るところ、リングのベースになる部分は既存のキャスト枠を使いリング上部の中石とダイアの脇石がごちゃごちゃーっとちりばめられている部分を手作りで補ったようにおもわれます。
 
一般的にこのような変わったデザインはその分製作コストもかかっているのと他に比較するものが無い為、高値で販売されている事がほとんど。ただし質屋がこれを買取る時はそのような諸々の諸事情を忖度することなく、地金と石の値段を合計するだけ。だからこんなに安くご提供できる。そんなからくりでございます。お奉行様。